2021年10月12日更新
算数(数学)はパターンを
覚えるための教科では
ない❓❓❓
こんにちは。
静岡学習塾の西ヶ谷です。
(‘ω’)ノ
今日、ある小学生の生徒さん
にお話ししました🌝
ホネのある問題やったあとで、
「(算数は)問題のやり方を
覚えていけばいいんですか❓」
と質問を受けました。
質問でいいたいことは、
問題のやり方
(考え方というより
テクニック的な「やり方」)
を1つ1つ覚えることによって、
算数ができるようになるのか❓
ということなのですが・・
そこで、
その生徒さんには、
算数あるいは数学は、
「やり方」を覚える教科ではない、
とお話しをしました。
🚫
こんなことを言うと、
反論される「プロ」の方々も
多いことかと思います。
数学はパターン演習だ、
という話しもよく聞きますし
パターンを覚えることによって
点が取れるんだと。
確かにそれはそのとおり
だとは思います。
🤔
塾での数学のテキストも
まさに、パターン演習の
参考書っていって
いいようなものを使ってます。
パターンを覚えて点数は
確かにとれると思います。
ただし、パターンを覚えれば
いいの❓❓❓
って質問されたら
私だったら、答えはNo、
です。
パターンの覚え込み、
それには限界があると
思います。
パターン演習を繰り返して
そのパターンに
「あてはめる」ことを
意識してやっていては、
肝心の応用力、独創力、
想像力は養われないと
思うからです。
🤔
その生徒さんにいいました。
確かにパターンを覚えて
いけばある程度は点数は
とれるようになる、
(ぜんぜん否定はしない)
ただし、そこを意識して
やっていては
(問題を解いていれば、
テクニックにこだわって
いれば)
本当の考える力は
つかないんだと。
とくに小学生の場合は
パターンで覚えるというと、
硬く考えがちです。
塾でみていると、
その「硬さ」は
コチンコチンといっても
いいくらい、
やわらかい発想が抜けている
😞
算数も、やわらかい発想が
持てることが大事で、
計算パターンの詰め込みでは
最初のうちは通用していても、
後々、思考力を必要になって
きたところで、
「数学」にはついて
いけなくなります。
👋👋👋
確かに算数・数学は実際には
パターン演習になりますし、
それらの蓄積により対応力を
つけていくことになりますが、
自分でそれらを応用できる
ようになる必要があります。
なんのために算数や数学を
勉強するのか❓❓❓
覚える、という意識も
いいのですが、
そこに「考える🤔」という
要素が軽く見られては
いけないと思います☝
関連の「脳」をきたえる
ことによって
将来の役に立つんだんと
思います。
🧠💪
パターンにこだわりすぎると
「対応」できない。
👋😞
=算数・数学=
やわらかい発想というのは
大事です☝
その場、その場の状況に
あわせて
対応する(行動する)💦
ことは、
いつになっても必要なことです。
それができない状態を
いわゆる
「融通(ゆうずう)が利かない」
😞
と言いますが、
生徒さんたちをみていると、
正直なところ
固定観念が強く、
柔軟な発想が苦手な人が
多いように感じています。
最近の傾向なのでしょうか?
いや
👋👋👋
きっと、
今に始まったことでは
ないと思います。
そうは言っても、
こどもなんだから
❓
って、言ってはいけない
と思います。
それも
これまでの教育の結果なの
では、と率直に思います。
算数や数学でもそうで、
勉強した法則や公式を応用する
ときに、
「対応力」がないと
応用問題が解けません。
やわらかい発想です。
以前のお話しですが・・・
小学6年生にχ(エックス)の問題を
教えた時の話しです。
中学で言えば
「一次方程式」ですが、
小6でやるχ(エックス)は、
実際には中学の一次方程式の
簡単バージョンです。
計算が得意な生徒さん
もいれば、
不得意な生徒さんもいます。
塾生さんたちに、
やっていた「一次方程式」の問題に、
ちょっとヒネリを
加えたときのこと、
問題をちょっといじったら
立ちどころに撃沈。
😲
完全なパターンで
覚えているためだと思います。
(自分の頭の中で
自分なりの公式をつくっている
のかな❓❓❓
と思えてしまう。
事実そう答えていた
生徒さんもいました。
公式を
つくればいいって
もんじゃありません
👋👋👋
そんなにいっぱい公式を
つくっても、
覚えきれませんし、
わずらわしいし、
意味がない!)
式の形が、例えば、
3χ+4=25
を、
4+3χ=25、
(掛ける「×」を省略して
表しています。)
と、
数字の+4を位置を
入れ替えるだけで、
方程式が解けなくなりました。
あら不思議👻
3χと+4の位置を
変えても、
式の中身は変わっていませんが、
それにもかかわらず
複数の生徒さんが
解けなくなりました。
どうやら、
完全なパターンの
覚え込みをしていたらしく、
そのために「対応」が
できなかったようです。
大事なことは、
問題を解くときには、
パターンを覚えること
ばかりを考えずに、
(固執せずに)
なぜそうなるのか、
その式にどんな意味が
あるのかを
普段の勉強で
考えることが必要だと考えます。
(両辺から同じ数字を引く、
と言っても、
それが分かっているようで、
なかなか理解が
できなかったりします。)
※公式や定理を使う時は、
それがどうやって生まれたのかを
大事にすべき、
と考えます。
👐
算数・数学は深く物事を考える
トレーニングとしても、
存在価値
があると思っています。
算数は(特に数学の領域になれば)、
計算ができればいいと
いうものではありません。
機械的な計算練習を
こなしただけでは、
本当の数学(算数)の力はつきません。
👋👋👋
数学=計算問題
ではないです。
計算を利用して、
その後、どうやっていこうかを
(攻略していこうかを)
考える教科なんだと思います。
思考力を要する教科です。
🤔
数学を勉強する意味は、
物事を深く考える力をつけるため
とお話ししました。
考え抜く力をつける教科が
数学なんだと思います。
社会に出れば、
答えのない問題だらけで、
粘り強く考える力が
必要になります。
数学(算数)の勉強が
そのための頭をきたえている
ことになっていると
個人的に考えています。
鶴亀算や二次関数を
社会に出て
役立てている人って、
そんなにいないと思います。
👋
が、
算数や数学を学ぶのは、
そんなことのためでは
ないということです。
ともかく、しっかり考えて、
頭を鍛(きた)えて
この先のために
考える力をつけてもらいたい
ものです。
🤔
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