【勉強方法】美しいノートをとって成績が伸びていますか？　静岡ぐんぐん塾　静岡市駿河区学習塾　

できる人は字が汚い？

こんにちは。西ヶ谷です。 

先日、テレビ番組の「初〇学」で東進の林修先生が「できる生徒は字が汚い」と言っていたようです🌝

テレビＣＭの予告で、この件について知りました。

今、ブログを読んでいただいている方の中にも、ご覧になられた方はいらっしゃるのではないでしょうか❓

イメージ的には、できる人は字がきれい、と考えることが自然なように思えます🌝

だから、字を丁寧に書きない、と、お子さんに話している保護者さんも少なくないと思います。

では、なぜ、できる生徒さんたちは「字が汚い」のでしょうか❓

「できる生徒さんは字がきたない」とは言いすぎかもしれませんが、私もこの意見に賛成の立場です。

先日から、この件については、ブログで何度か発信していました。

生徒さんたちを観察していればよくわかるんです。

ゆっくり、丁寧に、きれいにノートを書いている生徒さんに対して、

このスピードでは、学校の先生が話した必要なこともメモすることができないし、

何より、必要なところに頭を使えない、と話しています。

ノートにしても、黒板を写すだけでは、何も頭の中には残っていないものです。

すばらしくきれいなノートが出来上がっても、とても残念ですが、頭の中のノートはまっさらです😖

そして、そのノートで復習すらもしなければ、もうなんのためにとったノートなのかわかりません。

「完敗」です(T_T)

勉強しているときも、できる人はサッサとノートに書き込んでいきます。

速く書くので、字は走り書きになります。走り書きになるので、字は乱れるんです。

もちろん、字はきれいに書けた方がいいに越したことはありません。

しかし、勉強して成績を上げることを重要課題としているのなら、 

自然と字は走り書きのようになります。

逆に字をきれいに書くことを優先させれば、書く量が減り、勉強のスピードも下がりますので、成績があがるのに時間がかかることになります。

「できる人は字が汚い」と言われていましたが、

実のところは、できる人はスピードを優先するので、字が走り書きになって崩れている、というところだと思います。

間違っても、汚い字の方がいいとは思いませんよ。また、読めないような字ではダメだと思います。

最低限でも読めるような字で、テキパキと書けるようになること😊

それが、成績を上げるためには大事なんだと思います。

美しいノートを

とっていれば

成績が伸びるのか❓

授業でとっているノートですが、どんなところに注意をしてとっていますか？

先日、ある塾生さんにノートを見せてもらいました。

実にきれいな字で整理されて書かれており、カラフルにマーカーで塗られ色分けされ、

ノートの中に気遣いを感じられるほどの絶品ノートでした🌟

また、プリントもサイズを合わせて切って貼り付けられており、全く非の打ちどころがありませんでした。

わたしに、そんなノートを作れと言われても、絶対に無理と言えるすばらしい出来栄えです。

さてさて、

大変失礼ながら、この生徒さんのお勉強の状況はというと・・・・・・・（泣）。

ノートだけ見たら、クラスでもトップクラス間違いない！と思えそうなくらいなのですが・・・

ノートの美しさに比例して、成績がいいかというと、それがそうでもないのです。

実は、この手のノートをとっているのは女子生徒さんに多いんです。

せっかく苦労してノートを作っているのに、なぜ？

それは、ノートをとる目的が、勉強の理解を深め、定着を促すためのものになっていないからだと思っています。

本来の目的と違ってしまっているのです。

あくまで目的が「勉強のため」のノートだったら、必要な知識だったり、先生の重要な話をまとめてメモしたりするので、

絶品ノートをつくっている余裕はないはずなのです。

要点が何かを考えながら授業を受けていると、アンダーラインを何色にしたらノートがきれいに見えるか？

なんてところに神経を使ってはいられないはずなんです。

私のノートは逆にコ汚く（💧）て、字も読みにくかったのですが、速く書かないと必要なことを書きもらすので、丁寧に書いている余裕がなかったんです。

先生の話を頭の中でまとめて、ノートに書くという作業は、頭を使いますので、結構大変なはずです。

また、後でノートを見返して、重要ポイントを整理したり、疑問点を調べたりして書き込みますので、さらにノートは汚れます。

わたしは、多少の乱筆は逆に必要なのではないかと思っています。

近隣の学校では、授業のノートの提出をしています。

提出でポイントを稼ぐために手の込んだノートを作っているようですが、

それで、必要な知識が頭に入っていなければ、本来のノートとりの目的とは違ってしまい、「本末転倒」していると言えます。

ノートを回収している学校の先生の採点基準にも、「芸術点」はないはずです。

というわけで、ノートは、なんのためにとっているのか、一度、見直しをしてみてくださいね😊

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