【勉強方法】英語「不定詞」の訳し方。　静岡市駿河区学習塾　

不定詞の訳し方

英語（中２）

こんにちは、西ヶ谷です。

今回は、今（10月現在）

公立中学2年生がやっている

英語の文法について

触れてみたいと思います。

内容は不定詞です。

プログラム５の例文から

文を抜粋しました。

不定詞は中３でも習いますが、

そちらは構文が中心で

中2の不定詞の方は、

基本的な文法になります。

教科書（開隆堂＝Sunshine）の方は

プログラム５のテーマが

不定詞となっており、

各セクション（以下Sと表現)で

１．名詞的用法

２．副詞的用法

３．形容詞的用法

を習います。

文法を重要視

しています。

つまり、

感覚的、フィーリング的

にではなく

文を作る上でのルールを

お教えしています。

不定詞の

「名詞的用法、副詞的用法、形容詞的用法」

という表現の仕方ですが、

これも、多くの学校では、

教えられていないようです。

が、文法のテキストには

もちろん出ています。

（今は中学校では

文法が昔ほど力を入れられなく

なっていますが、

正確な英語を理解する上で

なくてはならないものと

思っています。

「正確な解答」ができない

生徒さんほど、

文法が弱い印象です。）

さて、今回のテーマである

不定詞の訳し方

について、お話ししたいと

思います。

まず、教科書の最初に

出てくる、

名詞的用法は

「～すること」

と訳します。

名詞的用法を

なんでもかんでも

～すること

と訳すとぎこちない日本語訳と

なることがありますが、

塾では、慣れないうちは

いったん、

～すること

と訳してもらってから、

その日本語をなめらかな

日本語に作り変えるように

してもらっています。

先ほどもお話ししました

とおり

フィーリング、感覚で

日本語訳をしていると

ニュアンスが変わってしまったり

違う意味の訳になって

しまうことがあります。

これは、私自身の実体験

からも来ています。

なので、

他の副詞的用法にしても

形容詞的用法にしても

まずは、

「基本形」で訳してもらい

そのぎこちない

日本語訳を修正して

日本語を作ってもらうように

します。

慣れていない段階では

フィーリングで正解しても

一旦、「直訳」をしなおして

本来の不定詞の意味を

理解してもらうように

しています。

次いで登場してくる副詞的用法は、

～するために

～して（しに）

と訳します。

（※副詞的用法には、

上記以外に

～となる、～する（結果）

～するのに（が）

（判断を示す形容詞を修飾）

と訳す場合もあります。）

最後に出てくる

形容詞的方法は、

～するための

～すべき

と訳します。

白板👆にあるように

これら主要な訳し方

をすべて並べて

こと

ための

すべき

ために

して

と暗記をしてもらい、

訳し方を覚えてもらいます。

塾では、何度も何度も

しゃべって

暗唱をしてもらってます。

（暗唱の順番を変えたりして、

かく乱して、

頭にしみこませます）

では

例文を挙げて

ご説明していきますね。

🙇

不定詞（中2）

具体的に例文を挙げて

英訳は、適当に日本語にした

ものを、

組み立てて

それらしくすればいい

というものではありません。

なので、文法の基本に沿って

訳していくようにと

お話ししました。

それでは実際に英文をみて

訳してみます。

白板の１．の文について

S（主語）はＩ,

V（動詞）はwantです。

ＳとＶだけを訳すと

「私は望む（私は～したい）」

となります。

何を望む（したい）のかというと

to be a music teacher

＝音楽の先生になること

を望む、となります。

これは、名詞的用法です。

to~は、「音楽の先生になること」と

いったん訳します。

「私は音楽の先生になることを望む」

という表現は、

普通、日本語の表現としては

おかしいので、

⇒「私は音楽の先生になりたい」

と意訳します。

これが答えです。

２．の文については

S（主語）はＩ,

V（動詞）はwentです。

ＳとＶを訳すと

「私は行った」

となります。

どこへ行ったかというと

to Tokyo＝東京へ行った

なんのためなのかというと

to see my aunt

=私のおばに会うために

となります。

なので、

これは副詞的用法となります。

文全体の訳は

私は、私のおばに会うために東京へ行った。

⇒「おばに会いに東京へ行った。」

となります。

３．の文については

S（主語）はＩ

V（動詞）はwantです。

ＳとＶを訳すと

「私は望む（ほしい）」

となります。

何がほしいかと言えば

something=何か

を望む（ほしい）、

何かとはどんなものか

と言えば、

to eat=食べるための

となります。

直訳⇒意訳すると、

私は、食べるための何かがほしい。

⇒何か食べ物がほしい。

となります。

このように

一見、かた苦しいとも思われるかも

しれませんが、

文法に十分に慣れるまでは、

「公式」通りにやっていくのが

「訳し方がだんだんわからなく

なってきた」

という事態を防ぐためにも

まちがいないのかな

と思います。

また、大事なことですが、

不定詞は 「to＋動詞の原形」で

表されて

文法上、

不定詞となり動詞ではなくなります。

（to＋動詞の原形＝to＋不定詞です）

１つの主語に対して、

動詞を２コ直接つなげるのは

ルール違反ですが、

不定詞は動詞ではないことを

押さえておく

必要があります。

これついては

不定詞の親せきみたいなやつで

動名詞がありますが、

これも動詞の原形＋ing（現在分詞）

となり、

動名詞も動詞としては

扱われません。

Ｓ＋Ｖの後に不定詞があっても、

動詞2コとはならないので

押さえておきたいポイントです。

「is」が好きで、

なんでもかんでもisを入れて

テストで✖を食らってた生徒さんいました(>_<)

そんなに「伊豆」が好きなの❓

と受けないことを承知で

ギャグを飛ばしましたが、

あっけなくスルーされました(T_T)

一般動詞とisが並んだら、

主語１つに対する動詞が

2コになって

ヘンな文になります。

その生徒さん、

不定詞は動詞扱いに

ならないと聞いて、

では、不定詞にすれば

いっばい使えるの👩

と言っていました(苦笑)

よくわからない質問ですが、

今後の展開に期待です(苦笑)

🌸最近のブログ

最近のブログ（👈click） 

社会はただの暗記科目ではありません。（👈click）

夜、寝る前の勉強について。（👈click）

自分に合った勉強の仕方を確立するためには？（👈click）

「社会科」が大変なことになっている。（👈click）

「わからない」「できない」を放置してはいけません。（👈click）

「再現」できなければ本物ではない。（👈click）

勉強を嫌えば、勉強から嫌われる。（👈click）

答え合わせは自分でするもの。（👈click）

部活を言い訳にしていませんか？（👈click）

苦手教科の克服法の一例。（👈click）

結果のウラには原因がある。（👈click）

「勝利の方程式」をもっていますか？（👈click）

点数をとりに行ってますか？（👈click）

数学の結果は問題演習の数によって決まる。（👈click）

成績は簡単には上がらない。（👈click）