学力調査と定期テストの
勉強は別もの
📖
学力調査の試験の特性を
考えていますか❓
過去問を解くことが
「アダ」となることも❓
こんにちは。
静岡学習塾の西ヶ谷です。
(‘ω’)ノ
中3はもうすぐ学力調査
(いわゆる学調)が
あります。
💦
例年、学調が近くなると、
どこからともなく
「過去問」がひらりと
机の上に置かれています。
📜 ひらひら~
当塾では、
いちおうルーティーンが
あって、
何でも好きなように
勉強していい、
というわけにはいきません
🚫
(心が狭いのか❓
そんなんちゃいます👋)
人それぞれに併せて
今、必要なことを考えて
やってもらっています。
💁♂️
なので、
学調の過去問をやっていい
生徒さんと
ストップをかける生徒さんの
両者がいます。
学調を無視しているわけ
ではありません。
👋
それどころか、
学調でできるだけ結果を出す
ためにそうしています。
なんのこっちゃ❓
と思われるかもしれません。
学調直前に、
過去問や学調対策本などを
やることが
「合ってない」
生徒さんたち層も
結構いるんです。
いるんです。
「合ってない」生徒さんたちとは❓
一定の学力がある生徒さん
たちは、
過去問で対策をとったり
対策本などをやってもいいと
思います。
📖
理由は、
🙆 傾向をつかんで類題を
やるなどの対策をとれるから
🙆 全体的に復習することで
自分の穴(忘れているところ)を
みつけることができるから
です。
(傾向をつかむといっても
ある程度早くから始めないと
時間が足りませんね)
さて、問題は過去問演習など
「合ってない」生徒さんたち
学調対策、
過去問やるに決まってるじゃなあい、
って、
おっしゃられる方々も
少なくないと思います。
いやいや、
むしろ、過去問やんないなんて
おかしいんじゃないの❓
って、思われる方たちも
いると思います。
さて、どうなんでしょうか❓
それなりの学力に達して
ない生徒さんたちの場合ですが、
つまづくポイントが
とても多いんです。
なので、
どこが弱点というより
あれこれ弱点があり、
あらためて対策をやっても
うまくいかないんです。
そんなに甘くないんです。
「なにをおっしゃるうさぎさん」
🐇
という声が聞こえてきそう
👂
私は塾の現場にいますが、
現場にいればこそ、
わかるんです。
そんな状況を目の当たりして
いるんです👀
弱点が多いと、
1つ1つの弱点補強には
時間がかかります。
そこで、「広く浅く」やって
広範囲をカバーして、
弱点対策をやっても
定着なんてできません👋
どっちつかずになっちゃう。
普段やってて、
単元の克服も
容易ではないのに、
いきなりいくつもの単元が
からんでくることを
克服できるなんでことは、
ありえないんです👋
そして、あたりまえですが、
同じ問題なんて出るはずが
ありませんね。
👋
「調査」をいう試験で
過去と同じ問題を出していたら、
「調査」にはなりませんから
👋
なので、学調があると
過去問、過去問、過去問、
と、判で押したように
学力が不足している
生徒さんまでが、
「過去問攻撃」を開始しますが、
信じこんでやってみた
ところで、
ふたを開けてみれば、
その対策はほぼ不発に終わって
います。
とにかく学調は範囲が広いんです。
中3だったら、
中1からの2年以上の内容に
なります。
ましてや、
そこに数学や英語の
ような積み重ねが必要な
教科にくいつけば、
🐟
手に負えなくなることが
目に見えています
🎣
数・英は、
1単元克服するだけでも
大変な労力です。
学調のような実力テストが
そんな小手先の技で
なんとかなるものでは
ありませんね。
そんなわけで
自分の普段の
学習ペースまで
乱すようであれば、
学調対策をするのは
ちょっと待っていただきたいと
思います。
✋
「学調」対策と
「定期テスト」対策は
根本的にちがう👋
📄
「学調」に関するお話しを
させていただきました。
学調は、テスト範囲が
「中学で習ったところ全部」
です。
テスト範囲がかなり広いです。
ぶっちゃけ、
普段の勉強がままならない
生徒さんが、
学調がある、
過去問だ!
💦
と いって、
「対策モノ」を広げてみた
ところでザンネン
無意味です。
単元テストですら
うまくいってないのに、
テスト範囲が
単元テストの軽く
10倍以上広い上に
まだ基礎ができてないんでは、
学調対策なんて、
全くなんの意味も
ないとすら思っています。
「(過去問を)学校の先生に渡されたから・・」
よくあるミスなのですが、
問題を解く理由は
「そこに問題があるから」
ではありません。
👋
なんの目的で問題を解くのか❓
をまず考える。
⇓
そのために適した問題を
選んで解く。
のが正解と考えます。
(そんなに簡単なことでは
ありません)
さて、
そんな学調とはちがって。
毎期定期的に行われる
「定期テスト」
についてです。
定期テストは数単元ごとに
行われる範囲の狭い
区切りのテストです。
単元テストほどではない
のですが、
「実力テスト」とはちがっていて
基本的に「やればできる」
テストです。
(うらを返せば
やらないとできないテスト
です)
やった努力がそのまま
点数になって出ます。
直前の勉強が
「比較的」実を結びやすい
テストでもあります。
(直前とは言っても、
2~3日前という意味では
ありませんよ。
「比較的」というのは
そういう意味で使いました。)
定期テストとは
前期テスト、後期テスト
(中間テスト、期末テスト)
のことです。
📄
多くの学校で、
定期テスト2~3週間
前になると
計画表を作成して提出する
ことになっています。
(この計画表について
生徒さんたちに本音を
聞いてみると、
「出すだけ」のスケジュールに
なってしまっている 😢
ようですが・・・
このようにテスト2~3週間前を
テスト期間とするのも、
定期テストが短期で攻略
しやすいという性格が
あるからです。)
このように「テスト期間」が
設けられると、
生徒さんたちはテスト勉強は
「テスト期間」にやれば
いいと考えがちです。
👋👋👋
それはちがうと思いますよね。
普段の勉強からテストを
意識しておくほうがよいと
生徒さんたちには
お伝えしています。
「テスト期間」というのは、
普段の勉強を
よりテストに
マッチングさせる期間で
あると考えています。
このようにテスト勉強の
仕方は、
学調と定期テストでは変わって
くるもの。
全然、別モノと考えるべき
なんですよね。
☝
また、学調の勉強は、
実力によってやることは
全然変わってくるもの。
基礎なきものは基礎へ戻れ!
そして、多くの学校では
学調よりも定期テストが
内申に影響すると
学校の先生が言っているとの
生徒さんからの証言があります。
努力の結果が点数に
表れやすい定期テストを
重要視することは、
「努力した人を救う」
意味で、
いいことなのかな、と思います。
🤔
学調については「実力テスト」です。
実力が試されています。
「対策」によって変動する
ようなテストだったら、
「学力調査」にはならないはずです。
🤔
テストを作成する側も
そんなことは百も承知で
作っているはず。
対策されたら調査になん
ないですよね。
なので、学調で点数を
とりたいのだったら、
直前にあわてて対策を
始めるのではなく、
普段、日常からの勉強を
コツコツコツコツと積み上げること、
「実力をつける」ことを
意識して、
問題を選び、
できるのならstepを徐々に
上げていくことです。
それ以上のものはないと
思います。
というわけで、
🙆 学力調査と定期テストは、
全く性格のちがうテストです。
🙆 学力調査の直前の対策は、
生徒の実力によって
内容が変わってくるものです。
🙆 定期テストが直前の対策が
実りやすいテストです。
🙆 いずれのテストも、
普段からのコツコツ勉強が
大事です。
まとめると以上になります。
テストはみな同じと
考えずに、
テスト毎に作戦(戦略)を
考えることは結果を出す
ために大切です。
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