ラーニングピラミッドの
「他の人に教える」を
どう活かすか❓❓❓
🤔
こんにちは。
静岡学習塾の西ヶ谷です。
(‘ω’)ノ
ラーニングピラミッドで
もっとも定着率が高いとされる
「他の人に教える」
確かに、
他の人に教えることは
自分もいい勉強に
なりそうなのですが、
普段の勉強をするにあたって
「致命的」とも言える
問題点があります。
そう、
教える相手がいつも
いるわけではない、
どころか、
普段の勉強はひとりでするもので、
ほとんどの場合で教える
ことができる相手なんて
いなんですね。
😞
教える相手がいないことには、
他の人になんて
教えることはできません
👋👋👋
また、他の人に教える
というのは、
相手に言葉で説明をするので、
時間もかかります。
相手からの質問に対して
答えることも、
いいトレーニングで
定着をうながすと思いますが、
これは時間がかかります。
自分たちには、
やるべきこと(勉強)が
たくさんあります。
限られたことに
時間を費やし過ぎるわけには
いかないんですよね。
🤷♀️
塾でも、生徒さんから
説明をしてもらうことがありますが、
やはり、知識を習得してから
教え終わるまでの時間は
けっこうかかります。
だから、自分たちの勉強では、
「他の人に教える」
というのは、
ところどころの場面で
やってみるのは、
とてもいいと思いますが、
いつもいつも、
他の人に教えているわけにも
いきません。
では、
「他の人に教える=90%」を
あきらめるのか❓❓❓
あきらめてしまうのか❓❓❓
それはそれで、もったいない。
ここで、
他の人に教えることに
代わるアイデアを
考えてみたいと思います。
そのために、
他の人に教えることが
なぜ高い定着率に結びついたのかを
考えることが
必要だと思います。
それがわかれば、
他の人に教えることと
同じ効果があることを
アイデアとして考え出せば
いいからです。
🌟他の人に教えると、なぜ定着率が
高まるのか?
まず、他人に教えるためには、
そのために十分な理解をして
おく必要があります。
よく勉強してないと
他人になんか教えられませんよね。
自分がよくわかってない
のに他人に教えるとどういう
ことになるのか?
これは、塾でみていても
よくわかるのですが、
もう、言っていることが
さっぱりわかりません
😞
なので、まず自分自身が
しっかりと理解をしていない
といけない、
というのが
まず第1点の理由と考えます。
そして、2つ目ですが、
これが重要です。
他人に教えるとなると、
それを伝えるために言葉に
しなければいけません。
なんとなく、の理解では、
言葉にはできません。
しっかりちゃんと理解して
いなければ、言語にはなりません。
よく生徒さんたちから、
「なんとなくわかった」
「だいたいわかった」
という反応があります。
そんなとき私は、
「わかってない」
と判断しています。
👋😞
そこで、こちらから質問をして
言葉として説明できるのかを
確認させていただいています。
多くの場合は、
まちがった理解をしているものです
(>_<)
なんとなくわかった、
状態では、
他の人にも教えられないはずです。
というわけで、
他の人に教えるときは
言葉にしないといけないので、
頭の中できちんと
整理しなければならず、
それをするために、
定着のためのアウトプットを
自ずとしているからだ
と思います。
🌟 では、他の人に教える代りに
になる方法とは❓❓❓
定着を高めるために
他に人に教えることの
代りになることは、
その方法がなぜ定着率を
高めるのかを考えれば
ヒントがつかめると思います。
先ほどお話ししました
とおり、
他の人に教えるためには
「言語化」しなければならず、
それが効果的なんだんと思います。
だったら、
自分ひとりの勉強のときに
言語化をしてみれば
いいのではないでしょうか❓
このような勉強を
している生徒さんは
聞いてみたところ
当塾では少ないようです。
っていうか、
おそらく、
こんなことをしている
人は少数派だと思います。
だからこそ、
やってみる価値はあると思います。
😌
ラーニングピラミッドに学ぶ
「他の人に教える」を
どう利用するか❓
ラーニングピラミッドの
「他の人に教える」というのは、
他の人がいないことには
始まりません。
当塾のある優秀な生徒さん👧に
「他の人に教える」って
実際にどう❓❓❓
って、振ってみたのですが・・
😲 なんとなんと
友だちがいつも家に来ていて
(その友だちに)数学を教えています。
よる9時までいます。
とのこと😲
すげーな
👀
「他の人」が本当に
🏠に来ていて
そして、教えているとは。
とはいえ、おうちには遊びが
メインのようです。
「他の人」がいないので、
さて、実際にはどうしたら
いいかな❓
と、
話しを持っていこうという
していたのですが、
そう来たか
😲
しかしながら、
友だちは9時に帰るうえ、
全教科の勉強をその友だちに
教えるわけにもいかない。
さらに人に教えるのには
時間がかかるので、
ある意味勉強は非効率!
なので、
結局のところ、
「他の人に教える」以外の
代りになる方法を
考えたいところです。
その代りになる方法ですが・・・
他の人に教えるのには、
「言語化」が必要になります。
他の人に教えるときには、
言語化しています。
私は、
その言語化によるアウトプット
が効果的と考えています。
※アウトプット
頭の中に入れた(インプット)知識を
外に出してみること。
声に出す、書き出す、などの
方法が考えられます。
🌟言語化する勉強をどのように
やればいいのか❓
では、「言語化」について
お話しをします。
これからお話しすることは、
私自身が実際にやって
いたことです。
その勉強法の
ご紹介ということになります。
さて
頭の中に入れた知識を
「わかったわかった」で
しまいこんでしまうと、
記憶が消えやすいのでは
ないかと思います
かつて、
なんとなくわかった、
で終わる勉強をしていた私は、
あるとき、
その勉強では定着がしっかり
とできてないのでは、
と思いました。
😞
つまり、
覚えたつもりがすぐに忘れて
しまっていたり、
また、
理解自体が不十分、または
まちがえている
ことに気がついたということです。
😲
そこで、実際に言葉にしてみよう
と考えました。
そして、やってみました。
すると、
それまで、なんとなくもやもやと
理解していたものが、
どのあたりがよくわかっていない
のかが、言語化によってわかるように
なりました。
💡
そして、
言葉として整理したことは、
頭によく定着されていることを
実感しました。
自分でそんな経験をしている
こともあり、
頭にインプットしたことを
言語化してみる
(これもアウトプットに
なるのだと思う)
ことをおススメしたい
と思います
💁♂️💁♀️
言葉にしていない
感覚的に理解していることを
言語化することによって
論理的に理解するという
ことになると思います。
😌
あいまいに理解していた
ことを、言葉にして
説明してみては❓
ということなんです。
定着させるための工夫。
🤔
「わかった」は理解で、
理解は最終goalではありません
🙅
「わかった」は
まだ、定着できているわけでは
ありません。
生徒さんたちにも、
かなり口を酸っぱくして
お話しをくり返しています。
わかっているようで
わかってないからです。
超大事です。(>_<)☝
だから、頭に入れたことを
「言語化」してみることを
生徒さんたちにも
おススメしています。
もっとも、おススメなのは、
「声に出すこと」です。
声に出すと、
ゴマカシがききません。
頭の中で言っていると、
だんだんとしっかりとした
言葉にはしなくなってくること
を自分で経験しています。
声を出すのはちょっと
大変なことなので。
だんだんと横着をするよう
になります。
人はだれでも楽をしたくなるもの。
いいわけ❓
とはいえ
声に出すことはいいこと
なのですが、
いつもする必要はありません
(声に出すことが
逆に非効率な場合も
多々ありますので)
なので、
たまにでいいので
声に出してみては❓と
おススメしています。
ときどきやってみてください
💁♂️💁♀️
☝言語化の例
「言葉にしてみる」の実際の例を
挙げてみます✋
塾でやっている内容の
一部をご紹介します。
塾では、数学と英語をメインに
やっていて、
どちらも「言葉にして」もらって
ますが、
今回は英語の場合を取り上げて
みたいと思います。
以下は塾の中1の英語の
教科書ワークブックの内容です。
以下のような要点が単元の
最初にまとめられています。
👇
~~~~~~~~~~~~
【命令文】
Watch your step.
足元に気を付けなさい。
Don’t use the phone.
電話を使ってはいけません。
Let’s go to the classroom.
教室にいきましょう。
解説
・「~しなさい」と相手に指示や
注意をするときは、
動詞の原形で文を始める。
これを命令文という。
・「~してはいけません」と
相手に注意したり、
禁止したりするときは、
〈Don’t+動詞の原形・・・〉
で表す。
これを否定の命令文という。
・「~しましょう」と
相手を誘うときは、
〈Let’s+動詞の原形〉で表す。
~~~~~~~~~~~~~~~
解説部分はこんだけです✋
この要点解説の次に
練習問題があります。
📖
ワークブックには、
各単元の特に重要な内容が
まとめられています。
なので、
生徒さんに対して、
この要点部分をまずは
理解してもらい
(学校でもやってるので
できるはず・・・なのですが
👻)
それから、説明をしてもらってます。
この覚えるという
作業がインプットです。
定着が大事とはいいましたが、
まずは理解をしないと
始まりません。
理解あっての定着です。
😌
なので、まずは、
内容を読み込んでもらい、
質問があれば質問をしてもらいます
🙋♀️🙋♂️
それから説明をしてもらいます。
説明の仕方については、
解説文をみながらやってしまうと、
しっかりしたアウトプットには
なりません。
完全に頭に入れてから
なにも見ないでやるのが
ポイントです。
「声に出してみる」
アウトプット法の一例
中1英語の教材を使って
📖
以下は塾の中1の英語の
教科書ワークブックの内容で
要点のまとめについて、
(👆緑字部分)
生徒さんたちには、
英文以外の部分を
隠して、(和訳部分も)
例文の説明文に書いてある
内容を説明してもらいます。
説明は、テキストの解説と
まったく同じ言葉で
なくても結構です✋
というより、
むしろ、
自分の言葉にしてもらった方が、
頭の中で整理ができると
思います。
言葉を言い換えることで
さらに頭の中の整理が進むの
では❓
と思っています。
例文を訳しながら、
生徒さんには
文法解説を「先生」に
なったつもりで
やってもらいます。
「先生」になったつもりで、
というのは、冗談では
もちろんありません。
わかりやすく伝える、
という意識をもってもらいたい
からです。
わかりやすく話すことで、
自分もしっかりと理解しやすく
なると思います。
難しい言葉では
記憶しにくいですよね。
さて、
例に挙げたのは、「命令文」です。
まず、
この単元が「命令文」が
メインの単元であることを
理解しなければ
いけません。
それを意識してない
生徒さんが結構います。
いただけませんね
🚫
そして、
そんな生徒さんは
この要点部分の理解が足りていない
ことが多いです。
まずは、
ここで勉強することは
「命令文」なんだ、
命令文とはなにか、
命令文とはどういう文型なのか、
どんな訳し方(和訳)をするのか❓
を意識しながら、
解説文を読んで
理解していきます。
上記のポイントを整理してみると
*命令文とは
・命令文は動詞の原形から始まる。
意味は「~しなさい」です。
・命令文の否定形は、
「Don’t+動詞の原形」です。
意味は「~してはいけません」です
・「~しましょう」というのは
Let’s+動詞の原形です。
これをなにも見ないで
言えればいいんです。
😌
塾では、
それをやってもらってから、
問題演習に進んでもらいます。
👉
この単元のポイントも
わからないまま
そして、命令文すらも
理解しないまま
練習問題に猪突猛進、
強行突破しようと
する生徒さんがいます。
アンビリーバボー😱
ほとんどが撃沈されています。
穴埋め問題では、
なんとなくの解答でも、
当たったり🎯しますので、
自分が理解できていないことに
気がつかないことがあります。
要注意です。
説明がいつもちゃんと
できている生徒さんは、
テストで標準以上の
点数を取っています。
以上は、
中学英語の場合を例にとって
お話しをさせていただきました
声に出して説明をしてみたり、
その他にも、工夫の仕方は
いろいろです。
効果のほどは
しっかりとあると思います。
👌
塾でやっていることを
例に挙げてご紹介しましたが、
自宅でももちろん、
自分ひとりでやってみることは
できるはずです。
声に出してみるのが
おススメですが・・
声にださなくても、
頭の中で文章を組み立てて
要点を頭の中で言ってみる
ことをやってみては
いかがでしょうか❓
きっと、これまでとは、
ちがった「景色」が見えてくると
思いますよ
「アウトプット」の形はさまざまです。
ラーニングピラミッドから、
「他の人に教える」ことが、
高い定着をうながす、
と学びました。
そこからヒントを得て、
言葉にして説明してみたら、
というお話しでした。
5教科の勉強は、
もちろんそれぞれ別物です。
別物なので、
各教科に合った定着法を
自分で意識して考えて
いくこと
そして、
その方法を自分の勉強法と
して定着させてみて
ほしいと思います。
💁♂️💁♀️
いろいろと試行錯誤することに
なると思います。
ぜひ、やってみては
Let’s get started!
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