定義と定理、
ひっかけにご注意💥
本当はひっかけ問題
じゃないけど
勝手にひっかかりやすい❔
つづきです。
定義と定理のお話で、
この2つの違いについてお話を
しています(^O^)/
定義は最初からきまってる特徴のこと、
定理とは、そのあとからわかった特徴のこと、
って理解しておけば、
わかりやすいよ(^O^)/
って、ことだったよね。
信号機🚥で例を挙げたよね。
わかってもらえたかな❔
さて、
それじゃあ、
実際によくある問題について
お話をしていこうね。
定義と定理も定期テストには
出やすい問題なんだよ。
これまでにも、よく出ていることを
確認してるよ。
例を示すね✋
Let's get started!!
例題
次の中で二等辺三角形の定義はどれか
答えなさい。
① 2つの底角が同じ大きさの三角形
② 2つの辺が同じ長さの三角形
③ 頂角から二等分線を引くと、底辺が
2等分される三角形
さて、答えはどれかな👂
もう、これは簡単だね。
答えは②だね。
定義ってのは、最初から〇〇という
特徴のものが二等辺三角形だよ、
って決められています。
二等辺三角形にはいろいろな
特徴があるけど、
2つの辺の長さが同じ。
って特徴が定義。
だから、正解は②なんだよね。
この問題は、すべての選択肢が
二等辺三角形の特徴でした。
だから、残りの選択肢は「定理」に
なります。
ところが、こんな問題で落とす人も
多いんだよ。
ここまでの解説を聞いたら、
実にもったいない👻と思わないかな。
定義と定理が難しそうだからって
敬遠してしまったら、
こんなおいしい問題もとれないんだよね。
さあ、ひっかけ問題は次なんだよね👉
例題
次の文は二等辺三角形の定義として、
正しければ〇、間違っていればXをつけなさい。
*2つの角が同じ大きさの三角形。
さあさあ、
とばかりに、
おてんばさんは、
ここで、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
と、
「二等辺三角形は2つの角が
同じじゃん☝」
とばかりに、
しかけられた餌(えさ)に
知らず知らずに
ぱくんと食いついちゃうんだよね。
ここが「仕掛け」だったんだよね。
🎣
このブログを読んでもらってたら
わかったと思うけど、
これは「定理」の方なんだよね。
「二等辺三角形の2つの底角は等しい。」
その通りなんだけど、
これは定理なんだよね。
問題をよく読んでみてよ。
「定義」として正しいのか?を
聞かれてるんだよね👂
「定義」は
2つの辺(の長さ)が等しい三角形
だったよね。
なぜ、この問題がひっかけなのかと
いうと、
定義と定理をしっかり理解して
いないと、
二等辺三角形の特徴のことを
「定義」と思い込んでしまって、
二等辺三角形の特徴が出てきた
ところで、
よしキター、とばかりに〇をつけてしまう。
🎣
この話を、いつも定期テストで
9割以上の得点をしていながら
「おっちょこちょいミス」で
満点を逃している
静岡南中の某生徒さん👩に
聞いてみたところ、
ちょっぴり照れながら、
「ひっかかります💧」
とのことでした。苦笑
これで1失点を防いだかも、
です😌
この生徒さん、
ひっかかるポイントを話しておいたので、
ここのワナにはかからないと
思いますが・・
ちがうところでやらかさないでね💧
😌
ひっかけ問題の例
定義と定義、
これの違いに関する内容が
テストに出されるのなら・・・
ぼくが学校の先生だったら、
ひっかけ問題を出しますよ😱
さっき、示したひっかけから
もうひとつ
もっとやばいひっかけをつくってみますね。
例題
二等辺三角形の定義として、
正しいものを選びなさい。
ただし、該当するものがなければ④と
解答してください。
① 2つの底角が同じ大きさの三角形
② 1つの角が直角である。
➂ 2つの組の対辺が平行な四角形
④ 該当なし
これは、答えは④ですね。
定義がなにかをわかってれば
全く問題ない問題なんだけど、
定義がなんなのかがあいまいだと、
①って解答する人が多いと思うよ。
まずは、③は「四角形」なのでちがい
ますね。
これもひっかけのつもりで選択肢に
入れました。
四角形が出てきました。
ここで問題では「二等辺三角形」の
定義を聞かれているのに、
もう頭の中では、
「二等辺三角形の特徴」
に問題がすり替わってる
😞
そうなると、②は直角三角形、
じゃあ残るのは①と④で
①はどう考えても二等辺三角形、
④のその他は、
ふつうの選択肢としては
あまり選ばないですよね。
「その他」が正解って
多分ないだろなって、
思うんじゃないかな、
人間の心理として。
それでは、と
自信をもって①と答えます。
😱が~ん
ところが、
①は二等辺三角形の特徴なんだけど、
問題は、「定義はなに❔」って
聞いてるんだよね❔
定義だよ~ん
この分野では、
そこの理解が大事なので、
わざとこんな問題考えて
みました。
きっと、こんなやりとりが
テスト直後にあるんじゃないかな・・・
👦「あの二等辺三角形についての
選択問題は底角が同じだから
②でいいよね。」
👨「あ、オレもそう答えたんだけど
答えは④だって、天才の〇〇が
いってたよ」
👦「えええ~、なんでだよ。
〇〇が言ってたんじゃ、
まちがいねえよな。」
👨「あの問題は定義はなにかを
質問してるから、①は定理で
あの中には
定義はなかったんだって。」
👦「定義かあ❔(なんだそりゃ~)」
定義も定理も同じだと
たかをくくっていると、
こんな問題が出てきたときに
「事故」にあいます🚑
そして、
こんなひっかけのワナに
かかって、
理解を深めていくものなんだよね。
ただし、
おんなじミスを何回も
くり返す人もいるよね😞
というわけで
定義と定理のちがいの解説をしました。
「二等辺三角形」の例ばかり
出しましたが、
それが一番とっつきやすくて
わかりやすいと思ったから
なんですよね。
もちろん、
いろんな三角形に定義があって
定義と定理をそれぞれ
理解する必要があります。
定義も定理も同じ特徴なんで
わかりにくいのですが、
定義は1つしかないので、
それをしっかり覚えておけば、
この手の問題は、
あとは特徴を理解
すればいい、ということになるので、
そんなに難しくはないよ。
というわけで、
ちゃんと点とってね。
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