6年算数
塾生さんのプレゼン内容の解説
「比とその利用」🐙
こんにちは(-ω-)/
今回は、
先日、小学生👦の生徒さんに
してもらったプレゼンの内容について
解説していこうと思います。
この問題をホワイトボードで
説明してくれたのは、
小学6年生の生徒さんです。
お兄さんと入れ替わりで
入塾してこられました。
そのお兄さんは、
今は中高一貫校の特進クラスの
高校生です。
当時、数学が苦手でしたが、
それを克服して、
中学から高校へ進学時に
みごと逆転で選抜クラスに入りました。
👍
今回は、その弟さんのものです。
(ミトマ選手を目指しています!)
では、早速、問題をご紹介します。
Q 問題 🤔💭
ただし君は50mを9秒で走り、
兄は100mを16秒で走ります。
ただし君の走る速さと兄の走る速さ
の比を最も簡単な整数の比で
表しなさい 🏃♀️🏃♂️
ってな問題です。
ここで、この生徒さんが、
「解説の答えとちがう。
(答えの比が自分とは)逆になってる。」
ということでした。
それが、👆のホワイトボードの
黒字で書かれた部分です。
その理由がなぜかわかりません❓❓❓
ということでした。
ただし君 ⇒50mを9秒
兄 ⇒100mを16秒
この計算を
ただし君 ⇒ 9÷50=9/50
兄 ⇒ 16÷100=16/100
としたわけです。🤔
するとこの分数を簡単な比に直して、
9:8となった、
だけど、正解の方は8:9になっている❓
なんでやねん❓❓❓
ということなんですね。
なるほど、
9:8と8:9だと確かに逆に
なってるね。
この話を聞いて👂
8と9という数字は共通してるので、
割る数と割られる数が逆、
(分数の分子と分母が逆)
になってるな、
と想像しました。
「では、
この内容をホワイトボードで
説明してみて💁♂️」
と、お願いをして、
書いてもらったらのが👆の
写真のボードなんです。
あああ、やっぱりな💡
ここで、ボクの仕事は、
生徒さんが理解できるように説明を
すること。
そこで、それぞれの数字に
単位を書きました。
それが、青ペンで数字の横に書いた
秒とmです。
生徒さんの式では、秒をmで
割っています。
(※分子が割られる数、分母が割る数)
秒速の計算は、実際は逆で
m÷秒 です。
秒速の単位は、m/秒で、
メートル毎秒
と読みます。
1秒あたり、〇メートル進む、
って意味です。
分子と分母を正しく
逆にして計算すると、
答えはちゃんと8:9になりました。👐
(ホワイトボードの左側)
また、ここで、比を簡単な数字に
するときに、
2つの数字の分母の9と16に
それぞれの最小公倍数を
かけて、分母をはらいますが、
(ホワイトボードの「た:兄」の下)
そのとき、生徒さんから、
9と16の最小公倍数が「ない」と
言われました。🤔
そんなわけはありません👋
深く考えすぎのようですが、
単純に考えて、9×16が
それぞれの倍数になります。
ので、
おたがいの数字をかけ合わせれば、
それはおたがいの数字の倍数に
なります。
つまり、他に候補がないなら、
9×16が最小公倍数になります。
ここで、9×16をそれぞれの
分数にかけて、
分母をはらいます。
(ここでもテクニックがあります。
9×16は計算せずに、そのまま使います☝
その方が計算が速い。)
生徒さんには、ここまで話して
問題のつづきを自分の力で
やってもらい、
みごと正解まで
たどりつきました。👋👋👋
それにしても
ホワイトボードに書いてあるのが、
たこ兄=・・・=9:8
に一瞬みえたので、
あの「お兄さん」のことを思い出しました
(笑)
(もちろん、タコではありませんよ🐙
特進ですよ、特進!)
「たこ兄って書いたの❓❓❓」
生徒さんに念のため
確認してみました。
(もちろんジョークです)
「いいえちがいます👋👋👋」
と「真顔」で完全否定してくれました。
😌やっぱり
たこ兄じゃなかったですね。(笑)
というわけで、まとめますと、
この手の問題は、
「単位」を書いてみると、
割られる数と割る数、
または、
分子と分母が
逆になるようなまちがいを
防ぐことができます✋
そのためにも、
速さ(速度)の単位を覚えたり、
また、その意味を覚えておくことが
重要です。
以上になります。
ありがとうございました。🙇🐙
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