過去分詞は早く覚える①
英語
こんにちは(-ω-)/
最近、新中3の生徒さんを対象に
不規則変化動詞の単語テストを
やっています。
中2の終わりに、
文法で「受け身(受動態)」が
出てきますが、
そこで、初めて「過去分詞」が
出てきて、
中3になってから
過去分詞がガンガン出てきますので、
準備として
「不規則変化動詞」を覚えて
もらっています。
名前は公表しませんが、
点数だけをホワイトボードに書いて、
コンテストのようにして、
点数を競い合って
もらっています。
「〇〇ちゃんには負けたくない」
と言ってくる人も
何人かいて、
中には点数が悪くて家で泣いた
という人もいます。
その人は、ちゃんと次回に
満点💯でリベンジを果たしました。
なんと、
競争心をむきだし?にしているのは
みんな女子👧です。
さて、
過去分詞を覚えてもらって
いますが、
まだ、教科書で習っていない
過去分詞もまとめて一緒に
覚えてもらっています。
🤔💭まだ習ってないから
いいんじゃないの❓❓❓
と、思っているかもしれませんが、
ボクの戦略上では
そうではありません👋👋👋
なぜ、今、覚えてしまうのか❓❓❓
その理由について
お話をしたいと思います。
*過去分詞とは何か❓❓❓
まず、過去分詞とはなにかに
ついて、おさらいをします。
まず、過去分詞をやると
「過去分詞ってなんですか❓」
という質問をよく受けます。
こんな素朴の質問を
どんどんこちらにぶつけてほしい
ですね。
動詞については
学んできました。
動詞には現在形があって
過去形があります。
現在形は、今の話なので
「~する」「~です」
過去形は、以前の話なので
「~した」「~でした」
など。
これとは別に未来を表すときは
willやbe going toを使って
+動詞は原形。
現在、過去、未来の動詞の
活用についてはこれまでに
やりましたが、
じゃあ、過去分詞って
いったい何❓❓❓
って、確かに疑問に思いますね。
そして、不規則変化動詞の表には、
現在、過去、過去分詞
の順に単語がならんでいます。
「過去分詞って、いったい
どんな「動詞」なんだろう❓」
って、思う人も多いかも
しれませんね。
✋
実はこの過去分詞って、
「動詞」ではないんです😲
誤解していませんか❓
ええっ、と思うかもしれませんが、
動詞の変化表の中に入って
いながらも、
これは、動詞ではないんです。
ここでですが、
学校で「動詞」とは何なのかを
ちゃんと説明できる人は
あまり多くはないような気がします。
こちらの塾に入って
来られる生徒さんたちをみても、
正確に説明できる人は
少ないです。
(難しい言葉という意味
ではなく、どんなにわかりやすい
表現であっても。)
まずは、当たり前のことなのですが、
過去分詞を知るには
動詞がなんなのかを
知っておかなくてはいけません。
動詞とは、動作や状態を表す言葉で
「する」「です」などが
それに当たります。
〇〇する=一般動詞
〇〇です、ある、いる、なる=be動詞
で、
過去分詞というのは、
動詞としての活用はしないんです。
では、過去分詞は動詞ではなくて
どうやって使うのか❓
お話していきたいと思います。
過去分詞は早く覚える②
中学で習う過去分詞を使う文法は❓
過去分詞が動詞でないことを
お話しましたね✋🚫
動詞とは、「する」とか「です」とか、
日本語で言えば述語に
当たる部分になるんですよね。
英語の基本5文型は
すべてが、主語+動詞から始まっていて
あとから、いろいろと目的語、
補語、形容詞句、副詞句などが
くっついてくるんですよね。
なので、
動詞ではない「過去分詞」を
動詞の位置に入れては
いけないんですね🚫
動詞の代わりに過去分詞を
入れてしまうと、
動詞がない文ができてしまいます。
まず、過去分詞の取り扱い上
の注意を、
学習する最初にお話するようにしています。
*過去分詞の使い方
過去分詞は、中2の終わりに
受け身(受動態)として
初めて出てきます。
受け身とは、
S=主語、V=動詞として、
「SがVされる」
という意味の文になります。
ふつうの文はS+Vで
SがVする(肯定文)、
となりますが、
受け身の文は、
Sが〇〇によってVされる
というような文になります。
受け身の場合はするんじゃなくて、
「される」んです。
そして、受け身の文は
動詞の部分が
be動詞+過去分詞で
文法上、このbe動詞+過去分詞の
部分が動詞(V)となります。
(こちらでは、
主語と動詞については
S、Vという表現をお教えしています。)
次に出ているのが
中3の前半に出てくる
現在完了です。
現在完了とは、
過去から現在までの時間を
表現するもので、
日本語にはない
表現のしかたです。
現在完了はhave+過去分詞です。
現在完了形ではこの
have+過去分詞の部分が
動詞になります。
その訳し方は、
「~したところです。」
「~してしまった。」
「(ずっと)~している。」
「~したことがある。」
になります。
現在完了は、受け身より複雑で
「強敵」です。
なので、
特に基本の徹底をしながら
先に進めています。
次いで出てくる文法は
後置修飾、前置修飾です。
これらは、
be動詞やhaveとくっついて
動詞になるのではなくて、
名詞を修飾(説明)する言葉になります。
動詞にはならない部分です。
~された〇〇
のような表現をしたいときに
過去分詞を使います。🤗
他に現在完了進行形というのも
あって、
中3でやる過去分詞は
だいたいこんなところとなります。
中3になると文法のレベルは
今までと違ってレベルアップ
してきます。
というわけで、
中2の終わりから中3にかけて
過去分詞を使う文法が
いろいろ出てきます。
そして、それにともなって
たくさんの過去分詞形の単語も
新出として出てきます。
*難しい文法が出てくる前にできることは❓
そうなると、
難解な文法を覚えながら
過去分詞の単語もたくさん覚えなければ
ならないことになります。
なので、戦略として
過去分詞については、
早めに覚えてしまうんです。
文法がわからなくて、
過去分詞も覚えきれてない
という状態だと
その後、苦戦必至です。
(必ず苦戦します。)
先にできる準備として
過去分詞は、ついでに原形、
過去形と一緒に
覚えてしまうんですね。
なので、こちらでは、
過去分詞のテストを「覚えるまで」
やっているんです。
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