残念な勉強法 数学編 パート7
公式を覚えていない😞
こんにちは(-ω-)/
要点=ポイントを押さえていない
悲しい勉強法についてのお話を
させていただきました。
そもそも、勉強するときは、
どこがポイントなのかを考えながら
するもので、
思考法、頭の使いどころを
まちがえていては、
何をやってもうまくいきません。
😞
教えていて、
それをやるかやらないか、
(考えるか、考えないか❓)
びっくりするくらいの
個人差があります。
ポイントを考えながら
押さえながら進めることは
勉強の基本で、
すごいことではなく、
ごく当たりまえのことなので、
やってほしいと思います。
さて、今回のテーマは
「公式を覚えていない状態で
公式の問題を解いているという、
どう考えても不思議としか
思えないような内容について
お話をします。
この「怪奇現象」ともいえることが、
実は頻発(ひんぱつ)して起こって
います。
😱
どう考えておかしいと思うのですが、
その点について、
考察を加えてみたいと思います。
考察
なぜ、公式を覚えないで問題を
解いてはいけないのか❓
公式を覚えていなければ、
公式を使う問題をやっても
解けるはずがないことは、
だれでも、よくわかると思います。
なぜなら、公式を覚えていなければ
公式を使う問題は
解けないからです。
当たり前すぎることです。
公式をしっかり記憶してから
問題に入るべきです。
そうして、
公式の基本的な使い方を覚えて、
次のステップとして
応用のしかたも覚えていくんですね。
ところが、現実には、
しっかりと公式を覚えないで
「見切り発車」
しているケースをよく見ます。
いったい、なぜ❓❓❓
ここで疑問になるのが、
公式を覚えてないで問題をやって
いる人たちは、
いったい、どうやって問題を
解いているのか❓
問題が解けているから
公式を覚えないままでも
問題を感じていないのではないのかな❓
と思います。
👀
う~ん
やはり、公式を覚えてないのに、
答えが正解している(;'∀')
怪奇現象・・・・
😱
実は、どうやって正解させて
いるのかと言うと、2つあります。
1つは、ただ答えを丸写しして
〇をつけただけ。
なんにも考えてないパターン。
そして、もう1つは、
「公式や例題を見ながら」
解いていた、
ということなんですね。
2つのパターンともに問題なんですが、
答えの丸写しは論外として、
公式を見ながら解いているのも
実力はつきません。
見ながらやっても
実際には、定着はしにくいものです。
誤解されているようですが、
実は、それではなかなか
公式は覚えられないんです。
やっているご本人たちは、
公式を覚えるために
意識をして公式を見ながら問題を
解いていると思いますが、
実は、それは「残念な勉強法」
だったんですね。
公式は、最初に覚え込んで
おかなければいけません。
公式を使う問題は最初に公式を
覚えこんでから
問題に入るものなんです。
たとえば、因数分解の公式、
χ²+2aχ+a²=(χ+a)²
が、ありますが、
最初にこの公式を丸暗記しておきます。
そして、
なぜこの公式が成り立つ
のかについても、
確認したり、確かめたりは
したほうがいいです。
とにかく、
公式の丸暗記はマスト(必須)です。
また、たとえば、
中1の球の公式について、
球の表面積の公式、
表面積S=4πr² (4パイアール2乗)
こんな式は、実際は中学レベルでは
ありません。
体積も同じです。
この公式の意味を知るには
高校の微分積分を知る必要が
あります。
そんな式こそ、
「丸暗記」をしておかないと
とてもじゃないけど、
問題を解くことはできません。
先ほどお話のとおり、
公式は最初に頭に中にしっかり
インプットしておいて、
ノーヒントで公式を
思い出しながらやるもの
なんです。
残念な勉強法 数学編 まとめ
😔
教室の現場から見た👀
残念な勉強法のまとめです。
これまで、以下の内容について
お話をさせていただきました。
1.答えを写している。
答えを写しながら解いている。
2.解説欄ばかりを読んでいて問題を解かない。
3.わかる問題を何度も繰り返して解いている。
(戦略がない。できない問題を避けている。)
4.問題を選んでいない
5.できなかった問題の解きなおしをしていない。
6. 重要なポイントを押さえていない
ただ解くだけの勉強。
7.公式を覚えていない。
思いついた内容について挙げました。
どれも基本的で、
どれも抜けていてはいけない
内容ばかりです。
どれもこれもですが、
なぜ多くの生徒が同じような失敗を
しているのか❓
まるで、申し合わせたようにです。
おそらく、まわりの人がやっている
のをみて、
自分もそうしようと考えていたの
かな❓
と思っています。
ところが、
みんながやること(方法)が
正しいのでしょうか❓
ちがいますよね。
多くのみんながやる勉強法は、
それらを合計して人数で割ると、
「平均レベルの勉強」にすぎません。
でも、
みんながやっているから安心😌
みんながやっているから
まちがいない、
と言うのは理由にもなりません。
はたして、
平均点を目指していたのでしょうか❓❓❓
そうではなく、
成績を上げたいのであれば、
平均点を目指す勉強ではなく、
「できる人の勉強」を
しなければいけないはずなんです。
できる人たちは、
上記に書かれているような
勉強のしかたはしていないはずです。
上記の「残念な勉強法」は
理にかなっていないからです。
そして、もちろん、
できる人たちは、
平均点を目指す勉強法なんて、
関心はなく、
見向きもしていないはずです。
やれば自分の成績が下がるからです☝
たとえばです。
部活で、
自分がうまくなりたいと思った
ときに、
1番うまい生徒と
フツウの生徒がやっているプレーと、
どちらを参考にするでしょうか❓
まさかフツウの生徒のプレーを
参考にしてうまくなろうだなんて
思わないでしょう。
うまくなりたかったら、
うまい人のまねをしますよね。
そんなたとえ話をすると、
塾の生徒さんたちは、
「うまい生徒のまねをする」
と、答えています。
ところが、なぜか
勉強のことになると、
そこには思い至らないようです。
よく考えるべきです。
勉強方法に問題があると思うので
あれば、
勉強がうまい人、つまりできる人が
やっていることを
まねることです。
ここには、できる人が避けている
「残念な勉強法」を
示しました。
成績を上げたければ、
理にかなった勉強をすべきですね。
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