分数のかけ算
約分のしかたと工夫 小6算数
こんにちは(-ω-)/
今回は、小6の算数の分数の
約分について
最近お教えした事例をもとに、
お話し(解説)してみたいと思います。
問題は合計で4問あります。
いずれも分数のかけ算の問題です。
それでは、
Here We Go! 👉
①は、「3連結」の分数の
計算です。
生徒さんは、初めてやるので、
「むずい」とのことでしたが、
実際には何のことはなく、
分母と分子を約分するだけです。
約分をするときに、
1つの分数の形にしてから
約分をしていることが多いですが、
上記のとおり、
問題のまんま約分をした方が、
速いです。
慣れれば、早い段階で、
問題の形のまま、
約分をしていくようにと
お話しています。
次に②について、
中学になっても、24を
24
1
としてから計算をしている
生徒さんをみかけます。
そのような計算式を書いていると
それだけ手間がかかり、
時間のロスとなるので、
理解ができるようになったら
すぐに整数の24のまま
約分をしてもらいます。
③は、帯分数が入った
かけ算と引き算がまじった式です。
やっぱり、「むずい」とのこと。
まず、最初に考えるのは、
この式がどんな「形」の
式なのか❓
計算の順序は、足し算、引き算より
かけ算、割り算が先です。
そうすると、この式の形は
かけ算の部分を「かたまり」と
考えて、
A-B の形を考えることが
できます。
なので、先にAの部分と
Bの部分の計算を先にやって、
そして、それぞれ出てきた答え
同士を引いて答えを出します。
このような場合に限らず、
複雑な計算式の場合は
まずは全体(全体像)をみるように
とお話をしています。
「木を見て森を見ず」では、
うまくいかないと思います。
最後の問題④です。
( )の中を先に計算します。
ここまでは、だいたいの生徒さん
オッケー👌です。
ここでも、見慣れないためか、
難しく感じるようです。
実は、今まで習っている知識で
できる問題なんです。
( )内の分数の足し算を
まずは計算するのですが、
ここでは、「通分」をします。
通分と約分がごっちゃになってる
人がたまにいますね。
また、大して手間は変わりませんが、
計算の工夫として、
( )内の計算をしてから、
わざとその分数を約分せずに、
違う数字と約分をして、
計算を楽にするテクニックがあります。
この方法は、
あまり教えられることがないと
思います。
もっと、問題がややこしけば、
この方法が「使える」ことが
あります。
自分で問題を解いていて
気がついたことがあれば、
しっかりメモっておき、
自分の「必殺技」を増やして、
アイデアの引き出しが
増えてくると、
もっと、算数や数学が得意に
なると思っています。
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