まちがえやすい累乗の計算
中1数学
めちゃくちゃくわしい例題解説
\(^o^)/
こんにちは(-ω-)/
まちがえやすい累乗の計算に
ついてのお話をしました。
2乗、3乗というのは、2倍、3倍
という意味ではありません。
同じ数字を、2回、3回かける
という意味です☝
2²=2×2=4
2³=2×2×2=8
2⁴=2×2×2×2=16
ちなみに、中学では出てきませんが
2¹=2 (2の1乗)です。
さて、それをふまえて、
今度は、例題をあげて解説を
していきたいと思います💁♂️
例題
(ー5²)×(ー1)⁵×2²
うっ、
2乗とか、5乗とかあると、
なんだかすごく難しく感じられて
どこから手をつけていいやら、
わからなくて、
やんなっちゃうな🤷♀️
と思うかもしれません。
まずは、冷静になって、
式の全体を見渡すことです。
(全体像(式の構造)をみる)
特に長い計算問題などは、
そうするようにお教えしています。
そうすると、
〇×△×□ という単純な式で
あることが分かります。😲💡
そうしたら、個別に〇と△と□の
計算をしていけばいいんです。
〇について、
(ー5²)は5の2乗にマイナスが
ついた数字です。
(ー5)×(ー5)ではありません👋
その正体は、ー(5²)という数字です。
また、ー(5×2)=ー10とやってしまう
人もいるので、注意です☝
2乗と2倍はちがいます。
(ー5²)
=ー5²
=ー5×5
=ー25
となります💁♂️
△について、
(ー1)⁵の計算です。
(ー1)⁵
=(ー1)×(ー1)×(ー1)×(ー1)×(ー1)
=ー1
です。
かけ算の場合、マイナスが奇数個あったら、
その答えの符号はマイナスになります。
マイナスが偶数個だったら、
逆に答えはプラスになります。
例 (ー1)×(ー1)×(ー1)×(ー1)
=+1
通常の問題だと、
プラスとマイナスがまじっている
ことが多いのですが、
その場合でも、プラスは無視して、
マイナスの数だけを数えて、
それが奇数個か偶数個かで、
答えの値がプラスかマイナスの判断をします。
この場合は、マイナスが5個で
奇数個なので、
結果(答え)は、マイナスとなります。
また、1は何回かけても答えは1です。
(ー1)の100万乗は❓みたいな
冗談みたいな問題があっても、
マイナスの数が偶数個で、1は何度かけても
1なので、
答えは、+1と一瞬で出ます。
□について、
最後に2²です。
2²=2×2=4
これは、2の2倍と間違えても
答えが合ってしまうという
問題です。
💧
以上をまとめて、
(ー5²)×(ー1)⁵×2²
=(-25)×(ー1)×4
(マイナスが2つなので、
符号はプラスになって))
=25×4
=100
となります。💁♂️
基本問題ではあるのですが、
ひとつひとつの基本が
わかってないと、
できない問題です。
自分がわかっていないところ、
たとえば、
符号の扱いができてないのか?
累乗ができてないのか?
をはっきりさせて、
関連の基本例題などにもどって
やってみることが大事です。
💁♂️
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