【勉強方法】まちがえやすい式の約分 中1数学 めちゃくちゃ詳しい解説  静岡学習塾

式の約分、両辺を10で約分しています。ここで気になるのは120(24-χ)の部分です。
式の約分、両辺を10で約分しています。ここで気になるのは120(24-χ)の部分です。

 

 

 

 

 

 

まちがえやすい式の約分

中1数学

めちゃくちゃくわしい例題解説

(^o^)👍

 

 

 

 

こんにちは(-ω-)/

 

 

 

今回もめちゃくちゃくわしい

解説を行ってみたいと思います。

 

 

 

今回は、約分は約分でも

式(方程式)の約分です。

 

 

 

中1数学の範囲内の内容ですが、

今、中2がやっている連立方程式でも

よく出てきています。

 

 

 

今日も、そのあたりのことが

「よくわからない」という質問が

ありました。

(☝の写真)

 

 

 

では、例題解説をやってみたいと

思います。

 

 

 

 

【例題】

 

 

100χ+200(100χ+200)=10000

 

 

 

この式の約分では、

左辺と右辺(=の左が左辺、=の右が右辺)

の両方とも、数字の後ろに00が

共通してついています。

 

 

 

0がひとつ増えれば10倍になります。

 

 

 

なので、

右辺と左辺に共通して0が2つずつ

ついているので、

 

 

 

両辺は100倍されている

式と数字と考えることができます。

 

 

 

ということは、

両辺は100で割れるということです。

 

 

 

なので、めでたく🌄

100で約分ができるということに

なります。😌

 

 

 

 

 

 

100で両辺を割ると以下の式になります。

 

 

 

100χ+200(100χ+200)=10000

 

 

χ+2(100χ+200)=100

 

 

 

 

 

100χを100で割るとχになり、

 

 

200(100χ+200)を100で

割ると2(100χ+200)となり、

 

 

10000を100で割ると100になります。

 

 

 

なので、両辺を100で約分をすると

χ+2(100χ+200)=100

になります。

 

💁‍♂️

 

 

 

 

 

 

 

100χ+200(100χ+200)=10000

 

 

 

この式が長くて、

なんだかややこしい、

と思うかもしれません。

 

 

 

そんなときには、

ちょっと目を離して、

全体像をみるんです。

 

 

 

前にもお話しましたが、

(  )は「ひとかたまり」と考えて、

 

 

 

かけ算だけの形も

同じく「ひとかたまり」と考えます。

 

 

 

そうすると、この式の正体は

 

 

 

〇+△=□

 

 

 

〇=100χ

 

△=2(100χ+200)

 

□=10000

 

 

 

というわりと単純な式(の構造)だと

わかります。

 

 

 

 

 

そうしたら、

〇を100で割って、

△を100で割って、

□を100で割る。

 

 

 

それで、約分ができます。

 

 

 

 

 

 

ちょっと待ったあ✋

 

ここで質問をよく受けるのが、

△の部分です。

 

 

 

200と(100χ+200)の

両方を100で

割って、2(χ+2)

としないんですか?

 

 

 

という質問です。

 

 

 

この方がすっきりして

いかにもっぽいです。

 

 

 

ところが、200と(100χ+200)

の両方を100で割るのは

いけない🚷んです。

 

 

 

 

 

(  )の部分はかたまりなので、

この部分の式は、

 

 

 

200(100χ+200)

=200×(100χ+200)

=●×▲

 

 

 

とみることができます。

 

 

 

●と▲の両方とも

100で割ってしまったら、

どうなるでしょうか?

 

 

 

そうすると

 

 

(●÷100)×(▲×100)

 

=●×▲÷100÷100

 

 

となり

 

 

=●×▲÷10000

 

 

となってしまいます。

 

 

 

●と▲の両方を100で約分をすると

結果として、

10000で約分してしまった

ことになります。

 

 

 

 

ここで、

もっと、簡単な例をあげてみます。

 

 

 

2×4という数字を2で約分してみます。

 

 

 

これは、

2×4÷2=1×4=4 となります。

 

 

 

これを2と4の両方を2で約分して

しまったら、

 

 

(2÷2)×(4÷2)=1×2=2

 

 

 

となってしまい、

結果として4で約分している

ことになります。

 

 

 

正解は、2での約分は2×4÷2=4です。

 

 

 

なので、2つのかけ算●×▲になっている

部分の約分は、

 

 

 

2つとも約分してしまうと

ダブルで約分してしまうことになるので、

できないんです。

 

 

 

 

 

このパターンのミスは、

長期に渡って、

同じパターンの失点を

くりかえすことになり、

 

 

 

継続的に得点力を下げることに

なります。

 

 

 

数学って、そんなささいなミスの

積み重ねが、

意外と大きな失点の原因ともなっているものです。

 

 

 

なので、生徒さんたちには、

このようなまちがえやすい計算パターンは

 

 

 

失点をくりかえせば

積りに積もれば大量失点となるので、

 

 

 

必ずマスターするようにと

お話をするようにしています。

 

 

 

 

 

英語の「3単現」も自分で説明をしながら覚える! 「教えられる」より「自分から学ぶ」授業を意識して行っています。 💁‍♂️  (「絵」は盛って🍚くれたのかな❓笑)
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