エビングハウスの法則から学べる事と、それをどう活かすか❓
こんにちは(-ω-)/
当塾では、実証実験(実際に行われた
研究試験)の結果も
重要だと考えています。
そのため、それらの研究結果を
実際の学習にどう生かしていくかを
考えることは必要と考えます。
それでは、
前回の「ラーニングピラミッド」
に引き続いて、
今回は、「エビングハウスの法則」を
どう活かすかを考えたいと
思います。
✅ エビングハウスの忘却曲線を理解し、それを参考にしている。
エビングハウスの忘却曲線より
*20分後 43%忘れる
*1時間後 56%忘れる
*1日後 74%忘れる
ドイツの心理学者である
エビングハウスは、「記憶」に関しての
有名な実験をしていて、
その結果を示したものが
「エビングハウスの忘却曲線」です。
忘却とは、覚えた内容を思い出せない
ことで、つまりは「忘れること」です。
エビングハウスのことを
リビングハウス🏠と言っていた人が
いました(笑)
おおー、うまいこと言うなあ~
座布団1枚差し上げたいところですが、
本気で聞きまちがえていましたので、
やっぱり座布団は差し上げないことにします(笑)
エビングハウスのやった実験は、
時間の経過とともに、
人はどれだけ忘れるのかを調べたものでした。
一度に単語を覚えさせて、
しばらくのちにどれだけその単語を
覚えだすことができるのかをみたのです。
なんと、
1時間で約半分、
1日経つと4分の3を思い出すことが
できなかったという結果でした。
ここから考えられることですが、
たとえば、学校の授業を
受けて、
その日のうちに復習をしようとして、
ノートを開いたら、
半分しか覚えていない😞
なんてことが考えられます。
そんな経験はないでしょうか❓
だから、僕は、学校の授業の復習は
「その日のうちに」と
言っているんですよね。
何日に経ってから復習すると、
記憶はさらに消えかかっていて、
へたをすると、
完全に記憶が「リセット」されて、
「一からやり直し」
なんてこともありえます。
塾でも同じで、
せっかく教えたことが、
次回に来てみたら、
全然覚えていないなんて・・・
それでは、なんのために
塾に行っているのかが
わからなくなります。
😿
なので、
復習、復習と何度も強調して
いるんですね。
そんな現実を知ったら、
どれだけ復習をすることが
大事かがわかると思います。
復習することによって
記憶がよみがえります。
忘れないうちに復習することが
効率がいいと思います。
なので、覚えたら
早めに「復習」をするんですね。
復習をすることは、
想像以上に大事なことなんですね。
記憶として定着させることは大変です。
簡単に考えてしまっている
生徒さんがかなり多いように思います。
そこで、
早めに最初の復習をしてから、
その後、どんなタイミングで
復習をしたらいのか?
という疑問が思い浮かびます。
その復習のタイミングについて
参考になるのが、
次回にお話をする「長期増強」の考え方です。