覚え方をまちがえていては、
覚えられません。①
こんにちは(-ω-)/
当然すぎることなのですが、
覚え方をまちがえていては、
覚えられません。
実に当たり前のことです。
それなのに、
実際には、効率の悪い覚え方を
当たり前にしている人たちが多いんです。
そして、その自己流、自分流の
方法をやめようとせずに
その効率の悪い方法を続けようとします。
この傾向は、勉強が苦手な人ほど
あてはまりますが、
そうでない人たちでも結構います。
方法がまちがえていると
気がついて、それにナットクしたら、
自分からやり方を変えていかなければ
いけません。
そのため、こちらでは、
勉強方法についての説明・発表を
生徒さん自身にしてもらっています。
👨🏫
さて、その残念な「非効率」な勉強法が
どんなものか、具体例を出して説明して
いきたいと思います。
*ただただテキスト(教科書)を読んでいる。
こちらでは、英文法の参考書を
使っています。
新しい文法を習うときや、
わからないところを
調べるときには、その参考書で
勉強してもらっています。
そこでですが、その参考書を
まるでお坊さんのように、
手を机の下において、
読んでいる人たちがいます。
「出家するの❓」
参考書の読書をしているのです、
まるで、お坊さんがお経を読んでいるように。
それで、その本に書かれた内容を
しっかりと覚えているのかというと、
それがそうでもありません。
ちゃんと、忘れてます(T_T)涙
ただ、本を読むという覚え方は、
記憶への定着率が低いという
研究結果があるんです。
これは、米国の国立研究所での
研究で、読書は定着のための勉強には
向かないという結果が出ています。
心あたりはないでしょうか?
教科書をよく読んだにも関わらず、
その割にはテストの点が悪かった
なんてことを。
世の中は、不公平で、
何回か繰り返して読むと覚えてしまう
人が天才がいますが、
それは、かなりの少数派です。
たいていの人たちは、
本を数回読んだ程度では、
いろんな内容を覚えられません。
何十回なら話は別ですけどね。
なので、テキストを読んで覚えよう
という勉強法は、
「覚えられない勉強法」なんですね。
なので、お坊さんみたいに
お経を唱えるように読んで覚えようと
するのは、今すぐやめた方がいいでしょう✋
*自分がわかっているところと
わかっていないところを区別していない。
本を読むときは、線を引くことを
おススメしています。
お経を読むように手をしまって
いてはいけません。
背筋を伸ばし、手を動かしながら
学習をするのが基本ではないでしょうか。
お坊さんがお経を読むときでも、
背筋はすばらしく伸びています。
線を引くのは、要注意というお話も
ありますが、その意味は、
☝線を引いて覚えた気になっていたり、
☝戻って復習をしなかったり、
☝線を引いたら引いたところをただ読むだけ
になっていたり
するところに問題があるということです。
これについては、全くその通りと
思いますが、これらの問題点を解決できれば
線を引くことは、多くの人にとって
効果のあること、有益なことと思います。
メタ認知という言葉がありますが、
自分がまだわからなくて覚えていない
ところは、わかるようにしておいて、
そこを集中的に攻めることが
効果的な勉強法だと僕は思います。
覚えるべきところに線を引いて、
必ずあとで、その線を引いた部分に
戻ってきて復習をする。
その復習では、線を引いたところを
ただ読むのではなく、その部分を隠して、
そこに何が書いてあるのか、
書いてあることが何を意味している
のかを、心の中で言えるようにする
ことが必要です。
もしも線を引いてなかったら、
どこが自分に必要なところなのかが
わからなくなって、
そのために再度読み返しをして、
速読の技術でもなければ
多くの時間をそこで消費してしまいます。
これでは非効率です。
僕は自分自身の数多く失敗した
経験からも学びましたが、
特別な天才でもなければ、
大事なところはマークしておいたほうが、
効率的と考えます。
方法を改善できている人は、
テストの点数も改善できています。
線を引くのもやりようで、
うまくやる事だと思います。
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