【勉強方法】「みんながやっている10の勉強法」の解説 第2部  静岡学習塾

 

 

 

こんにちは(-ω-)/

 

 

「みんながやっている10の勉強法」のスライド解説 第1部のつづきです。

 

多くのみんながやっている勉強方法は、効率が悪いのが現実です。

 

多くのみんなが自分がやっている勉強方法に疑問を持たずに、これまでやってきたからという根拠のない理由で続けています。

 

それでは、うまくいきません。

 

みんなが経験的にやっている勉強方法の問題点と改善すべき点のお話を続けます。

 

 

というわけで、1部のつづきのスライドの解説をしていきますね。

 

 

 

 

 

 

では、最初にそれぞれの勉強法のご説明の前に、用語解説をしておきます。

 

 

まず、リトリーバルですが、これは、「自分の頭(脳)だけを使って、一度学んだ知識を思い出す」というものです。

 

大事なポイントは、何もヒントを見ないで、全く自分の頭だけで「なんだっけかな?」と思い出してみることです。

 

 

自分の頭だけを使って思い出すのは、頭を使うので疲れます。だからいいんです。

 

頭にこのように「負荷」をかけると、より短時間で覚えることができるようになります。

 

 

リトリーバルは、必ず「何も見ないで」思い出してください。

 

 

 

 

 

 

次にブレインダンプです。

 

 

ブレインとは脳のことで、ダンプとはダンプカーのイメージです。

 

ダンプカーは、土砂を荷台に山のように積んで、運んで、目的地についたら、荷台をガガガと持ち上げて荷台の土砂を一気に降ろします。

 

 

そのダンプカーのイメージで、脳という荷台に知識という土砂を積んで、それを一気に言葉にしてしゃべります。(心の中で話してもOK)。

 

 

これをやっていると記述の問題ができるようになってくるはずです。

 

だたし、ハードルはちょっとだけ高いです。

 

 

 

 

 

 

 

それでは、みんながよくやられている10の勉強法の解説をしていきます。

 

 

まず、1つ目は「まとめ」です。

 

「まとめ」とは、教科書・参考書などに書いてある内容を、ノートに箇条書き(かじょうがき)で整理して書くことです。

 

 

まとめることで頭の中も整理されます。

 

ノートを見返すことで、教科書に書いてあった文章の内容がなんだったのかを、すぐに思い出すことができます。

 

 

「まとめ」は、知識の整理に役立つのですが、テキストの内容をあまり考えずにそのまま書き写すと、記憶には定着しません。

 

つまり、ただノートに書き写すのはダメだということです。

 

 

やっているうちに疲れてくると、考えなくなってそのまま書き写しているなんてことがあるので注意です。

 

 

 

 

「まとめ」を活かす方法の例についてお話します。

 

 

1つ目に、テキストを読んだら、何も見ないでそれをノートにまとめてみることです。

 

記憶することと、文を短くするという2つの作業が入るので頭を使います。

 

 

2つ目は、書いたノートの内容を隠してみて、自分の頭だけを使った思い出すリトリーバルをすることです。

 

意外と自分で書いたことを覚えていないものです。

 

 

 

このような工夫をすれば、「まとめ」という勉強法が効果のあるものになります。

 

 

 

 

 

 

2つ目は、「自己説明」です。

 

 

自己説明とは、自分で自分に向かって説明をするというものです。

 

自分に向かってということですが、これは声に出してもいいし、心の中でしゃべっても構いません。

 

 

慣れてない人は、実際に声に出すことをお勧めします。

 

やっているうちにいつの間にか、言語化しないでイメージで考えていたりすることがあるからです。

 

 

ブレインダンプは、自己説明の中に入ります。

 

 

自己説明は説明をする練習なので、言葉にしなければいけません。

 

注意点は、必ず言葉にして説明をすることです。言葉にすることは、作文力も必要になるので、苦手な人もいると思います。

 

 

でも、だからこそ、頭を使っていい勉強になるんです。

 

 

 

 

「自己説明」での工夫例についてお話します。

 

1つ目は、読んだ教科書の内容を説明してみることです。ここでは、もちろん、説明の答えに当たる部分は見ないようにして話すことが必要です。

 

教科書を見ながら説明をしてしまうと、字の助けを得ながらになるので、いい勉強にはなりません。

 

 

 

2つ目は、自問自答です。

 

自己説明自体が自問自答になるのですが、自分で学校の先生だったら、ここからテストでどんな問題が出るかな?と想定質問を考えて、自分で答えるんです。

 

社会では特にお勧めです。

 

 

 

 

 

 

3つ目は、線引きです。

 

テキストに線を引くということは、みんなよくやっていると思います。

 

大事なところを覚えるために線を引きます。

 

 

ところが、覚えるために線を引いたはずなのに、実際は覚えられてな~い、なんて経験はないでしょうか?

 

 

を引くと、なんとなく、それで覚えたという錯覚におちいりやすいんです。

 

ただ考えもせずに線を引いただけでは、ほとんど覚えていないものです。

 

 

線を引くときには、その引いた部分が何を意味しているのかを、同時によく考えることが必要です。

 

 

また、さらに大事なことですが、線を引いた部分に後で必ず戻ってきて、復習をすることです。

 

復習をしないと、定着率は下がります。

 

 

「線引き」の工夫の一例ですが、線を引いた部分についてリトリーバルをすること。

 

また。ある引いた部分がキーワードの部分だけなら、そのキーワードの中身がなんだったのかを自己説明してみること。

 

 

線を引いた部分というのは、自分にとって大事な部分のはずです。

 

 

線を引いた部分を復習によって丹念にリトリーバルしていけば、効率の高い学習が実現できます。

 

 

僕自身の経験では、線を引いているのに自分で覚えてないことに気がつきました。

 

そのために、リトリーバルすることを思いついて、結果、効果が高いことがわかったのでそれを継続しました。

 

 

 

 


 

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