【勉強方法】みんながやっている10の勉強法 インターバルのスライド解説 静岡学習塾 

 

 

 

9つ目はインターバルです。インターバルとは時間を空けることです。

 

 

インターバルといっても、空ける時間はごく短時間であったり、長時間であったり様々で

 

 

時間を空けて復習をすることで、学習効果は高まります。

 

 

 

では、インターバルの注意点ついてお話をします。

 

その場でやったことは、その場で記憶しないと意味がありません。

やったことをその場で忘れていては目も当てられません。

 

 

その場で覚えたかどうかを確認しないで翌日以降に持ち越さないことです。

 

 

たとえば、問題を解いて答え合わせしてミスを確認して、

 

それを「やったばかりで覚えちゃってるから」と言って、やっても意味がないと判断をして、

 

問題を解き直さず翌日以降に持ち越すようなことです🚫

 

意外にも、このパターンはかなり多いんです。

 

 

 

問題を解いた直後は、確かに答えを覚えていることが多いですが、

 

意外とやり直してみても、できないことたくさんあるものです。

 

 

もしも、その場でやったことがその場で覚えられていない状態で、明日を迎えたら、

 

んなのやったっけ❓❓❓

 

と頭の中が真っ白復習にてこずるなんてこともあるものです。

 

こんなことをくり返していたら、勉強がイヤになります。(T_T)

 

 

 

その場でやったことは、その場で覚えることが基本で、

そのためには、「7.テスト」でご説明をしたように、自分自身で当日中に確認テストをする必要があります。

 

だから、自分でする確認テストが効果的で大事なんです。

 

 

 

僕は、数学であれば、間違えた問題はその直後に必ず解きなおすようにと生徒さんたちに言っています。

 

そして、その✕のついた問題については、後日、また解くんです。

 

直後であっても、意外や意外、解けないことも多いものです。

 

経験してわかってるはずです☝

 

 

 

 

翌日に復習をする、と言いましたが、これも、僕は現実的ではないように考えています。

 

 

翌日に、前日やった内容をすべて復習するなんて大変です。

やれるに越したことはありませんがそれを日々続けるのは、大変なことだと思います。

 

できもしないことをやろうとしないことです。

できもしない目標はやらなくなるものです。

 

 

そこでひとつ提案があります。☝

 

 

今から勉強しようとする教科に入るときに、ついでにその勉強する教科前回やった内容を復習するんです

 

 

「ついで作戦」です。

 

 

そうすれば、抜けもれすることが少なくなります。

 

 

また、次の学習にスムースに入っていく工夫にもなります。

 

 

ドラマでもそうですが、「前回までのあらすじ」が入ると、次にスムースに入ることができます。

 

 

 

 

それから、「長期記憶」という言葉がある通り、長期間に渡って大事なことを覚えていなければ意味がありません

 

 

短期間のうちに忘れてしまうようだと、

また、復習をして思い出さなければならなくなり二度手間になります

 

 

長期記憶を獲得するためには、長い期間の中で、複数回の復習を入れていく必要があります。

 

これは、脳科学分野の研究結果でも明らかになっています。

 

 

長期間、忘れないようにするには、

インターバルをとって、2回目、3回目、4回目の復習を意識的に入れる必要があります。

 

 

 

 

 

 

やった当日のうちに覚えているのか自分で確認することと、

 

後日以降、その復習長期記憶獲得のために意識してやることを忘れないようにお願いします。

 

 

🤔💭🤔💭🤔💭

 

 

 

 

【今回はここまでです。おつかれさまでした🙇🏻‍♂️】

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に混ぜ合わせです。

 

よく化学薬品で「混ぜると危険」なんて標識がありますが、

この場合は、別に混ぜてもまったく危険ではありません()

 

ははは、くどくてすみません💧💧

 

 

 

混ぜ合わせ、という表現もどうかと思いますが、これは、長時間勉強をしていて、なんらかの理由で途中で切り替える、という意味になります。

 

 

「切り替え」といった方がいいかもしれません。

 

 

僕の場合の経験を言わせてもらえば、暗記ものばかりを長時間続けて3時間くらい続けてやっていると、

 

何か、頭がパンパンになってきたような感覚になって、効率が下がってきます。

 

そんなときでも、5分や10分の休けいを入れても、すぐにパンパンの感覚になります。

 

 

 

例えて言えば、食べ放題で、食べているうちにおなかがいっぱいになって、もうこれ以上食べられないよ~、という感じです。

 

そんなときは、休けいを少しはさんでも、やっぱり、おなか一杯で、それ以上、食べるのが無理になるのと同じです。

 

 

 

そんな場合には、「混ぜ合わせ」をして、やっている内容を切り替えます。それが混ぜ合わせです。

 

混ぜ合わせの注意点についてお話をします。

 

混ぜ合わせるからと言って、やっている教科を短時間のうちにコロコロと変えないことです。

 

一つの教科を勉強するときには、ある程度のまとまった時間が必要です。

 

 

なぜかと言うと、勉強開始時というのは、まだ調子が上がってきてなくて、

短時間で切り替えてしまうと、これから調子が上がるかピークのときに、他教科に切り替えてしまうことになるからです。

 

タイミングが悪いんです。

 

例えば、持久走で、スタート直後は体が重く感じて、リズムにはまだ乗れていないものですが、

だんだんと走っているうちに体が温まって調子が上がってくるものです。

 

 

調子が出てくるのは、スタートしてからやや時間が経ってからです。

 

脳みそも同じです。

 

 

ですので、せっかく調子が上がったところで他の教科に切り替えてしまうのはもったいないんですね。

 

 

学校の宿題を10分、15分ごとにコロッコロと教科を切り替えてやっているを何人か見ましたが、

それでは、熟考するような勉強はできません。

 

 

1つの教科の勉強には、ある程度、まとまった時間をとるようにしてください。

 

 

 

 

最後に、工夫のしかたについてご説明をします。

 

 

 

混ぜ合わせは、関連性のない教科を混ぜ合わせるのではなく、関連性のあったものの方が効果があるという報告があるようです。

 

 

 

正直なところ、僕はまったく違う教科に切り替えていたので、ピンとこないのですが、できるのであれば、そんな工夫もされてはいいのかなと思います。

 

 

 

 

参考:「スタンフォード式暗記術」

 スタンフォード大学オンラインハイスクール 星友啓先生