8つ目は読み直しです。読み直しとは、同じところをくり返して読むことです。
この場合のくり返しとは、一度、読んだところを復習のために繰り返し読むという意味です。
教科書を読むというと、いかにも勉強している感じがしますが、これが要注意です。
多くの人たちが間違えています。
実にやらかしています🤦♀️
本を読むことによる勉強は、「理解」をする上では、王道ともいえる基本的な学習となりますが、
「定着」という観点からみると、なんと効果は低いんです。
米国の国立研究所での、学習の定着度を調べた研究結果では、「読書」というのは、10%の定着しかもたらしませんでした。
10%というのは、100のうちの10で、10の中の1と同じです。
読書で覚えようとしたら、10のことを学んだらたったの1しか覚えてないということになります。
10のうち、1つしか覚えてないんです。💥
この研究結果から言えることは、読書は定着のための学習には向いていないということです。
なにも工夫せずに、繰り返し教科書を読んだところで、あまり覚えられることはできません。
「教科書を何度も読んだのに、テストの結果が思ったようにいかなかった😞」
なんて経験はないでしょうか?
そういう僕も過去にはちゃっかりやらかしています。
効率の悪い学習を一生懸命にやったところで結果は出ないんです。
それでは、読み直しという勉強方法で定着のための学習ができないのかというと、そうでもありません。
では、どんな工夫をしたらいいのかについてお話をします。
教科書を読んだら、途中で立ち止まってみて、じっくり考えてみたり、重要と思って印をつけた部分を隠して思い出して(リトリーバル)みたりすればいいと思います。
そして、なぜそうなのか?原因はなにか?など、
疑問を持ちながら読んで、その該当箇所(かしょ)に印をつけておいて、
あとで、自分で質問をして印をつけた該当箇所を自分で答えてみることです。
想定問題を考えて、自問自答するということです。
また、教科書を読むときに、1回目と2回目、2回目と3回目で「読み方」を変える工夫もできます。
この場合、例えば、1回目はただ理解をするだけ、2回目はじっくり読んで、3回目にリトリーバルを入れてみるなどです。
教科書を読んで覚えると言っても、天才でなければそう簡単にはいきませんので、
リトリーバルを取り入れるなどして、工夫をしてみてください。
本当に誤解している人が多いんです。読めば覚えるって。(>_<)☝
参考:「スタンフォード式暗記術」
スタンフォード大学オンラインハイスクール 星友啓先生
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