【勉強方法】英語の語順 くわしい解説   静岡学習塾

 

 

 

英語の語順

スライド解説

 

 

こんにちは(-ω-)/

 

英語の語順に関するスライドを作りましたが、その解説をしています。

 

英語は語順が「命」です。

 

ゴルゴ松本さんを招へいして、「語順が命」をやってもらいたいところですが、

予算がないのでやめておきます(苦笑) 

 

知らない人も多そうだし。。汗

 

 

 💁‍♂️

 

 

 

 

 

 

英語は、ルール通り、文法通りに訳すことが大事です。

 

それは、単語や意味のかたまりを順番通りに置いていくイメージです。

 

 

 

例をあげて説明していきますね。

 

 

The boy running in the park の意味は、その少年は公園を走っている、ではありません。

 

 

実際にこのようなミスをしている方がいましたので、例としてあげさせていただきました。

 

なんとなくで訳してしまっているんだと思います。

 

 

 

 

「その少年は公園を走っている」だと、主語が「その少年」で動詞が「走っている」になります。

 

 

ところが、この文には「走っている」という動詞はありません。

 

動詞のing形単独では動詞にはならないので注意です。

 

 

 

その少年は走っている、だと

 

 

The boy is running in the park.となって、現在進行形のため「is」が使われますが、ここではisは使われていません。

 

is runningであれば、これが動詞に該当(現在進行形)することになります。

 

 

 

 

 

The boy running in the parkは、

running in the parkの部分が前のthe boyを修飾しています。

 

修飾するとは、説明するという意味と同じです。

 

 

The boy running in the parkは、要は「The boy=その少年」を表していて、その少年がどんな少年かを説明しているのがrunning in the parkの部分です。

 

 

running in the parkは、「公園で走っている」という意味のかたまりです。

 

 

このようにingのついたやつ(現在分詞)が後ろから前にある名詞(この場合はthe boy)を修飾している形を「後置修飾」と言います。

 

 

なにい、高知就職、高知県に就職する❓ ちがいます。全然ちがいます。

 

 

 

後ろに置いて、前の言葉を修飾するのが「後置修飾」です。

 

後置修飾に対して、前置修飾もありますが、ちがいはまた今度説明します。

 

 

 

 

 

 

語順についてのお話のつづきです。

 

英語の語順ですが、まだピンと来ていない方もいらっしゃると思います。

 

I have a dog. みたいに短い文だったら、まだ理解できるかもしれませんが、文が長くなればなるほど、頭の中がこんがらがると思います。

 

 

それでは、どんなふうに考えていったらよいのかをボク流に例をあげてお話していきます。

 

 

 

 

例文は、 I saw a boy shouting on the street this morning.です。

 

 

日本語訳は、私は今朝、道で騒(さわ)いでいる少年を見た、になります。

 

 

あまり見たくはない光景かもしれませんが()

 

日本語を分解して、英語の語順にあうように並べてみます。

 

単語は、I=私は、みたいにたった1語で意味をなすこともありますが、2つ以上がかたまって意味をなすこともあります。

 

 

 

 

 

日本語を分解して、英語の語順になるように並べてみました。

 

 

「私は見た。」

 

何を見たのかというと「道で騒いでいる少年を」

 

それはいつなのかというと「今朝」

 

 

となります。

 

 

私は見た、というのは、主語と動詞にあたります。

 

英語の文のだいたいは、主語のすぐあとに動詞がきます。

 

教えていて、これを何回言っても理解できない人がいます。

案外、多いんです。

 

根本的に、英語が語順が「命」であることを、まだよくわかっていないんだと思います。

 

英語は語順が命だっちゅうの。

 

 

ひどい場合は、動詞が最後に来る人もいます。

😲

 

 

動詞が最後に来るのは「日本語」ですよ。

 

 

英語と日本語では、アルファベットと漢字ひらがなのように字そのものが違うのはもちろんのこと、

 

語順も違っていて、英語の場合は、日本語よりも語順がとても大事なんだということを頭にたたき込んでおいてほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

では、□の中の数字の中に順番通りに単語や「単語のかたまり(意味のかたまり)」を置いていきます。

 

1,に入るのは、もちろん「主語」です。

 

これは日本語の場合でも、最初に主語が来ることが多いので、そんなに違和感はないと思います。

 

それでもふしぎなもので、「この文の主語はどこ❓」と質問をすると、文の始めではなく、文の真ん中あたりを指す人がいます。

 

☝(>_<)主語は文の最初だっちゅうの!

 

 

After all(結局)、みたいなものが文の先頭に来る場合は、それは主語になりませんが、

たいだいの場合、その次からは主語が来ます。

 

とにかく主語は基本的に先頭に来るんです。

 

この例文の場合は、主語は「I=私は」でわかりやすいですが、主語がずらずらと長い単語が連なることもあります。

 

そのときでも主語は基本的に文の先頭に来ます。

 

 

 

次の2番目に来るのは動詞です。

 

一般動詞の文なら「〇〇が〇〇する。」、be動詞の文なら「〇〇は〇〇です。」の意味の言葉が、文の始めに来ます。

 

もちろん、「する」に該当するのが一般動詞で、「です」に該当するのがbe動詞です。

  

英語は、1の主語と2の動詞で、ピリオドを打ってしまっても文として成立をします。

 

主語=S、動詞=Vで表します。

SVだけで、文としてはここまででも成立します。

 

I study.

私は勉強した。

 

You know.

あなたは知っている。

 

He had.

彼は食べた。

 

She run.

彼女は走った。

 

 

be動詞の文だと、You are.では「あなたはです。」となって文としておかしいというかもしれませんが、

 

you are 〇〇のあとの〇〇の言葉を省略して、「you are.」と答える事もありますので、文法上おかしくはありません、

 

まず、英作文をするときには、このSとVを先に作ることです。

 

もちろん、日本語訳をするときも、主語・動詞を先に訳します。

 

 

スライドの3つめですが、見のなら一体なにをみたの❓に該当する言葉が来ます。

 

「道で騒いでいる少年を」見たので、a boy shouting on the streetが次に来ます。

 

このa boy shouting on the streetは単語が連なっていって、これでひとつの意味をなします。

 

この複数の単語のかたまりのことを「句」とか「節」といいます。

 

句は、その中に主語と動詞に該当するものがないもの、

 

節は、その中に主語と動詞に該当するものがあるものです。

 

この場合は句にあたります。

 

 

A boyはひとりの少年で、それがどんな少年かというとshouting on the street

=道で騒いでいる、となります。

 

日本語だと、道で騒いでいる少年、という言い方をしますが、英語だと、「少年、道で騒いでいる」という語順になります。

 

 

on the streetにしても、日本語では「道で」となりますが、英語だと「で(の上)、道」の順になります。

 

「で」にあたるのがonで道(the street)の先に来ます。これが前置詞です。

 

たとえ、前置詞という言葉が学校の授業で出て来ない場合でも、文法用語は今後のことも考えて覚えてくださいね。

 

高校に行けば、文法用語はポンポン出てきます。

 

文法に関するアウトプットも、文法用語を使ってすることをお勧めしています。それは文法を文法として理解をするためです。

 

 

そして、スライドの最後の4には時間が来ます。

それはいつ、を表す時間は、英語の場合は割と後ろの方に来ます。

 

 

どこで、いつ、というようなことを示す言葉は、文の最後の方に来ることが多いです。

 

 

 

あるいは、

A boy shouting on the streetを分解してみることもできます。

 

私は、見た、

 

だれを見たのかというと、少年を、

 

どんな少年かというと、道で騒いでいる、

 

それはいつなの❓かというと、今朝、

 

 

 

これで、作文をしていけば、この英作文ができます。

 

 

 

 

 

 

本当に多いのですが、

単語を訳して、それをパズルのように並べて日本語にしている、

 

そこには、文法は存在していません。

 

単語の意味が分かったからと言って、それで訳ができるわけではないんです。

 

そのために文法を習っているんですね。

 

英語は語順が「命」。

 

交通ルールと同じで、文法というルールを守らないと、すぐに限界が見えてきます👀💧