12月28日(土)
問題の解答解説から何を学ぶか❓❓❓
こんにちは(-ω-)/
同じ問題を解いているのに、
同じテキストを使っているのに、
出てくる結果は狂ったように
ちがっている。
今でも、よく考えさせられますが、
同じ問題集、参考書を同じ問題数
こなしていても、
テストで出てくる結果が人によって
まるでちがっていることはザラです。
いったいどうなってるの❓❓❓
結果を出している方と出していない方の
ちがいは、さてどこにあるのか❓
深い話だと思います。
人の頭の中身はのぞいて見ることができません。
見たとしても、脳みそが見えるだけで、
そのなかで何が起こっているのかは
確認することができません。
人の頭の中身を見て、
「ああ、なるほど、そんな風に考えて
いるのか」
と確認できればいいのですが、
それができないので
その答えは「謎」です。
なので、
外からみてですが、同じ問題を解いていて
結果が人によってちがう理由を
考えてみます。
いくつか考えられることは
ありますが、
その中のひとつに、問題を解いてからの
問題の解答解説の使い方があります。
問題の解答解説は、
「技」の「宝庫」です。
問題解決の宝の山です。
「解答解説は技の宝石箱じゃ~💎」
よくあるダメな代表的なパターンは、
最後の答えだけを見て、
答えが合っていれば
終わりってやつ。
ほんとうに、よくあるパターンですが、
これはダメです。
答え合わせは、答えを合わせるのが
目的ではありません。
答えに至る過程(そこにたどり着くまで
のみちのり)を確認することが
目的です。
たとえ、答えが合っていても、
その答えにたどりつく方法が
まちがってたら、
考え方がまちがっていたら、
その解答は🙅♀️🙅♂️なのです。
それをしっかりと確認するのが「答え合わせ」です。
点検作業なのです。
(最近、中学生になっても
「〇つけ」という表現をしている方が
多いですが、
正確には、〇をつけるのが目的ではなくて、
誤解も生みやすいので、
個人的には感心しません。
答えが合っていればいいものではありません。)
答えだけを確認するのがなぜ
いけないのか❓
その理由をお話します。
答えだけが合っていても、
計算方法や、考え方がまちがって
いたら何もなりません。
例として、計算ミスを2回繰り返して
結果として正解になるケースがあります。
答えの結果が、一時的に
まちがいになったものが、
2回目のミスで正解の答えにもどって
いるなんてことがあります。
プラスマイナスの判断をまちがえる
と、答えは逆の符号になりますが、
もう一回まちがえると、
答えが正解にもどります。
これは、冗談みたいですが、
ほんとうによくあることで、
しっかりとチェックをしないと
見過ごしてしまいます。
答えだけを確認していると、
そんなミスには気がつきません。
それでは、自分のミスには気がつけないので、
問題を解いた意味はないことに
なります。
おつかれちゃ~ん。
答えだけを確認している方は
答えが合えばそれでいいと
考えているのではないかと思います。
そんなことでは、数学はできるようには
なりませんね。
答え合わせのときにするべきこと。
問題を解いたら、「答え合わせ」をします。
あたりまえですが、これが非常に重要で、
大きな意味を持ちます。
そもそも、答えだけを確認して
〇をつけておわり、
なんて、まったくダメです。
それでは、数学のみならず、
他の教科であっても
成績なんて伸びません。
答え合わせは、答えを合わせるだけの
ためのものではなく、
そこから、「すべきこと」を
するために行うことなんですね。
答えだけ確認している方が
けっこういらっしゃることを
お話しました。
ここでは、答えだけの確認ではなく、
答え合わせで何をすべきかを
お話したいと思います。
すべては、個人的な見解ですが、
これまでの経験から自信はあります。
【答え合わせのときにすべきこと】
答え合わせのときにすべきと
考えていることをお話します。
こちらの教室でも、
生徒さんに強く奨めている内容です。
今回のテーマは数学として
お話をします。
答え合わせは、「分析作業」
答え合わせは、そもそも、答えだけの
確認ではなく、
その過程(式の流れ)にまちがいがなかったか❓
もっと、よい方法がなかったか❓
別の方法がなかったか(別解)❓
それらについて「検討」をする時間であると
考えます。
答えだけを確認していると、
式の過程がちがっていたことに
気がつきません。
数学の世界では、答えだけが合っていても
その過程がまちがっていれば
🙅♀️🙅♂️になります。
意外な反応を示す生徒さんがいますが、
大事なのは、どのように考えて
答えにたどり着いたかです。
「答えの数字なんてどうでもいい」
そうお伝えしています。
なぜ、答えなんてどうでもいい
なんて言うのかというと、
1.生徒さんたちが、あまりに最後の答えの
正解にこだわりすぎているから。
2.考え方が合っていれば、
正解はおのずと出すことができるから。
その2点です。
多くの生徒さんたちは、
最後の答えが合っていることに
強くこだわります。
問題は、そこにばかり目が行ってしまって
式の過程などがまちがっていないかを
見ないからです。
答えの数字がたまたま合っていても、
考え方がまちがっていれば、
再現性といって、また再び、
同じような問題をやってみたところで
正解はできないからです。
たまたまの偶然は、
たまたまであって🐱
それは宝くじに当たったようなもので、
その宝くじを次にまた当ててみろ
と言われても、
それはまた奇跡を願うしかありません。
たまたまはサザエさんのネコくらい
にしておき、
何回やっても正解ができるよう
正しい考え方、方法をみにつけることが
大事です。
そのためには、解答解説を
よく目を通す必要があります。
まちがった方法からでは、
結果は出ません。
答えだけを確認するのは楽ですが、
勉強している意味を考えて、
大事なところで手を抜かないことです。
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