【勉強方法】過去問の活かし方。part2 静岡学習塾

 

 

 

 

過去問をどのように活用するか❓

ポイントをお話します。

 

 

 

こんにちは(-ω-)/

 

 

それでは、早速

ポイント解説のつづきをして

いきたいと思います。

 

 

 

2)問題の難易度

 

 

過去問を解いてみれば、

入試問題のレベルを知ることが

できます。

 

どんなレベルの問題が出るのかを

知ることも、とても重要です。

 

基礎レベルが中心なのか❓

発展レベルの比率が高いのか❓

 

また、問題の配列からも

傾向が見えます。

 

 

 

1⃣

 

(1)

(2)

(3)

 

 

1⃣、2⃣、3⃣、・・を大問といって、

(1)、(2)、(3)・・というのを

小問と言います。

 

大問の中にいくつかの小問が

ある場合が多いですが、

 

小問がなく大問のみという問題も

あります。

 

たとえば、数学で言えば、

作図の問題、連立方程式の応用問題は

小問形式なしの場合が多いです。

 

 

(1)(2)(3)と

小問がある場合には、

 

多くの場合は、(1)が一番やさしい

問題(基礎問題)で、

 

次いで(2)がそれよりやや

高いレベル、

 

(3)が発展レベル

 

であることがよくあります。

 

 

 

ここで、戦略が見えてきます👀

 

自分のレベルが基礎レベルという

生徒さんは、

 

試験本番で、あまり(3)の

問題には食いつかないことを

おススメしています。

 

特に公立高校の問題は、

静高を受ける生徒さんも一緒に

受けていて、

 

そのような生徒さんが脳に汗して💧

解く問題を、考え込んでしまうと

時間をロスしてしまいます。

 

 

 

テストは時間との闘いでもあります。

 

よく定期テストや学調で

 

「時間がなくなってやりきれなかった」

 

「時間がいっぱいいっぱいで

見直しの時間がなかった」

 

なんて声もよく聞きます。

 

自分のレベルを超えてしまっている

問題に気がつかずに

考え込んで

 

無駄な時間を使っていたのでは

ないでしょうか❓

 

 

 

大問の中の最後の小問が難問で

あることは、よくあることです。

 

基礎レベルの生徒さんにとって

これは「地雷」です。●~*

 

事前に、その傾向がわかっていれば

地雷を踏まなくて済みます。

 

そこから、

逆立ちしてもわからない問題は、

後回しにしよう、という

「作戦」が立てられます。

 

 👀

 

 

 

それとは別の話ですが、

難易度がわかれば、

 

事前に、どんな問題演習をやったら

いいのかがわかります。

 

過去問を確認しないで受験を

すると、当日、面食らうことがあります。

 

僕の経験ですが、僕の時代は過去問

なんてしゃれたものは売られておらず、

「ぶっつけ」で挑みました。

 

受験の問題は、

学校でやってた実力テストとは

パターンが違っていて、

 

難易度も上がっていたことから、

いきなり調子が狂いました。

 

当時、もっとも得意だった社会が

初っ端(しょっぱな)からで、

よし来い、とおもっていたのが、

 

いつもと違う記述のパターンが

複数あって、面食らいました💧

 

入試のパターンがわかっていれば、

事前に対策をとれていたはずです。

 

悔しかったです💧

 

それを引きずって、

残りの教科も歯車が狂いました。

 

でも、結果オーライ、バックオーライ、

 

結局、受験は受かったので

よかったんですけど、

 

やっぱり対策を立てて準備することは

大事なんだと思います。

 

 

 

 🤔💭

 

 

 

 

 

 

過去問を解くといろいろなことが

わかります。

 

そして、わかったことを対策として

活かすことが大事です。

 

そのための過去問です。

 

ただやることに意味があるみたいに

思っている人たちが多いよう

思います。

 

 

 

 

それでは、お話の続きに入りたい

と思います💁‍♂️

 

 

 

3)出題のパターン、傾向から

 わかること、できること。

 

 

過去何年か分の過去問をながめてみれば、

 

いつも出ている問題や

出ない傾向の問題があることが

わかります。

 

たとえば、数学の文字の分数同士の

「引き算」の問題。

 

このタイプの問題は、

過去20年以上の間で、

出なかったのは1回のみで、

 

その出なかった1回も、

文字の分数同士の「足し算」の問題

として出ていました。

 

つまり、文字の分数の計算問題は

20年以上、連続して出題されて

いるということ。

 

 

 

このタイプの問題は「引き算」の

部分を分配法則を使って解くの

ですが、

 

プラスとマイナスの符号が逆に

なる生徒さんが多いためか、

 

毎回、毎回、

これでもかっ、これでもかっ、

ってくらい出されます。

 

 

 

ミスしやすいポイントがある

問題というのは、

 

基本的に問題として出されやすい

ものなんですが、

それにしてもです。

 

 

 

その他に

 

正負の計算問題

展開か因数分解の計算問題

作図

連立方程式の応用

関数

相似の証明問題

 

は、必ずと言っていいほど

出ています。

 

 

 

そして、解法についても

同じパターンの考え方を使う問題が

出ています。

 

テストの出題者が同じ先生なんでは

ないかな❓

 

という想像がつきます。

 

(単元によって役割分担をしている

ケースもあるかもしれませんが、

それはわかりません。)

 

テストは、出題者によって

傾向が出るものです。

 

それもはっきりしている場合と

そうでない場合とがあります。

 

それを意識しながらテストを

受けていると実感できると

思います。

 

 

 

さて、ここで注意してほしいのですが、

過去に出てないからと言って、

 

本番で出題される問題を

自分で勝手に出ないものだと

決めつけないことです。

 

傾向はあくまで傾向であって

絶対ではありません。

 

もちろん、傾向として出ていないから

といって、ノーマークでは

いけません✋

 

 

 

よくあるミスとして、

完全に出そうなところを決めつけて

準備をしていったら、

 

その年から傾向が変わってしまった、

なんてことがあります。

 

これまでにも、定期テストなんかで

経験してきていると思います。

 

そんな失敗談は山のように聞いています。

 

山を張ったときのはしご外しの

ダメージは大きいです。

 

もちろん、傾向として出てない

単元の内容であっても、

手を抜かないで、ある程度の準備は

しておくべきだと思いますよ。