【勉強方法】数学・英語の攻略法 数学の攻略法編 スライド説明  静岡学習塾 

 

 

 

 

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それでは、数学の攻略法です。

 

いつも言っているように、数学は「問題をたくさん解く」ことが大事です。

 

勉強は質と量が大事ですが、量的なことについては、数学については、とにかく問題をたくさん解くことに尽きます。

 

たくさん問題を解くことによって、いろんな解法パターンを知ることができます。

 

これを僕は「技」とか、「武器」とか、「テクニック」という言葉で表現しています。

数学は、持っている技の数が多いほど有利です。

 

 

いきなり、見たこともない問題をやるのと、「あっ、どっかで似た問題やったことある!」と思えるのとでは雲泥(うんでい)の差です。

 

問題を解くための技をたくさん身に着けるのが点につながりやすいんです。

 

 

見たこともない考えたこともない技を、本番のテストでひらめいて解ける人はごくわずかの天才のみです。

 

 

また、定期テストで点が取れなかったときは、ほとんどの場合が「演習不足」だったと思います。

問題演習というのは問題練習のことです。

 

つまり、練習不足だった、ということです。

 

部活でも同じだと思います。

試合で負けた原因に、「練習不足」は最も多い理由だと思います。

 

 

もともと、圧倒的な差があったのならしかたありませんが、接戦の場合、やってきた練習量の差がものをいいます。

数学も同じです。

 

 

数学という教科は、問題を解けば解くほど、成績の伸びがよくなってきます。

逆に問題を少し解いただけは、成績は他教科よりも伸びません。

 

数学は、点数のばらつきが大きいのが特徴で、5教科の中で、もっとも点数の開きが出る教科です。

 

テストで1けたの点数の人が多いのに対して、その逆に9割以上の点数の割合も比較的多いです。

 

だから、数学が得意な人は得だし、苦手な人は損なんです。その差は、どれだけ問題数をこなせたかで決まってきます。

 

 

 

2,3,4の内容は、質に関するお話です。

 

問題数を数多くと言っても、その内容が伴っていることが大事です。

 

問題を解きっぱなしにして終わりにしている人は、意外に多いものです。

問題は自力で解けるまでやり直すこと、それは基本中の基本です。

それは、いつもお話している通りです。

 

 

ここでは、それよりも、もう一歩踏み込んだレベルの内容のお話をします。

  

 

 

 

 

3.解法の流れを確認する

 

 

数学の問題を解いたとき、答え合わせをして、そのまますぐに先の問題に進んでしまう人が多いと思います。

 

特に学校の宿題なんかだと、早く終わりたいからと、

先へ先へ急ぐ傾向にあるのではないかな❓と思います。

 

これをやっつけ仕事と言います(苦笑)

 

僕が推奨(すいしょう)している問題の解き方は、問題を解き終わってから、いったん立ち止まって、

どんな流れで問題を解いたのかを整理・確認することです。

 

せっかく問題を解いても、それを忘れてしまっては何もなりません。

 

自分がどうやってその問題を解いたのかを、もう一度、おさらいするんです。

 

多分、ここまで、やっている人は少ないと思います。

 

どのくらいの割合になるのかはわかりませんが、こちらでお教えしてきた生徒さんの中で、これをやってきていた人はほとんどいません。

 

 

ちなみに2の「何を学んだかを確認する」についてもです。

 

この2つの方法は、僕の「必殺技」なのです。

 

これをやっていると、大事なポイントや、問題の解き方を忘れにくくなります。

 

せっかく解いた問題も、忘れてしまっている生徒さんが多いのです。

 

僕もそんな経験をしてきて、そのための対策として考えたのがこれらです。

 

さらに、この必殺技にもコツがあるのですが、そのお話はまたいずれ。

 

 

この2、3の2つの方法についてですが、塾のプレゼンでも話してもらっています。

 

しかしながら、うまく話せない生徒さんが多いです。

国語力が弱いと言葉としてもまとめられません。

言語化することが必要です。感覚で覚えても無理です。

 

感覚的に整理している人が多いです。

この点、要注意です。

 

 

でも、今はうまくできなくても、トライし続ける価値は十分にあると思っています。

 

 

 

 

 

4.テキストの大事なところ(ポイント)に線を引く、自分の言葉で書き込む

 

 

テキストとは、教科書や参考書、問題集類のことをいいます。

 

そのテキストの大事なところに線を引いたり、補足を書き込んだりということですが、

これは、他の教科も同じで、すでに優秀な人たちの中には、やっている人も多いと思います。

 

ですが、ここでお話したいことは、2と3の項目に絡んだ(からんだ)内容になります。

 

 

数学のテキストを見せてもらうと、まっさらで何も書いてない状態の本をよく見かけます。

 

問題の解答にも、自分にとっての大事な式、法則、公式、定理、考え方、テクニックがあるはずです。

 

それなのに、そこにチェックも入れない状態ということは一体どういうことかと思うのです。

 

 

線を引くなどのことをしないと、後で復習したときに、どこが自分にとって大事なところだっけ❓となってしまいます。

 

そんな間の抜けた勉強をしてはいけないはずです。

 

一目で、どこが大事なポイントなのかが、わかるようにしておくことが効率を上げます。

 

 

また、言葉を書き込むこともススメています。

 

テキストには解説をされていない、自分にとっての大事なポイントはあるものです。

 

テキストは、過去に習ったことについては、もうすでにわかっているものとして扱われて、あまり詳しくは解説されていないことも多いんです。

 

そこで、自分がその部分を忘れてしまっていたら、その部分は、自分にとっての大事なポイントということになります。

 

ポイントについては、自分で解説をして、その言葉を書き込みます。

 

自分で言葉を考えて書くと、記憶にも残りやすいものです。

そして、文をまとめる力もついてきます。

 

意外と、そのような独創的な学習は、小学生の方がやっているように感じています。